東京都心では一昨日は19.3℃のポカポカ陽気でしたが、きょうは一転、1年に数度あるかないかの真冬の寒さになります。関東甲信では日中も雨や雪となり、3~4℃までしかあがらず、底冷えの1日となるでしょう。11月としては記録的な寒さで、東京で初雪となれば54年ぶりとなります。(最早の記録は1962年11月22日)
雪を降らせるほどの寒気(上空1,500mで-3℃)が関東地方をすっぽり覆うため、北部内陸部を中心に雪となり、積雪となるおそれがあります。
首都圏では朝の通勤・通学時は足元がかなり悪くなり、交通機関が乱れるおそれがありますので、時間に余裕をもってお出かけください。
もちろん、コート、ダウンジャケット、マフラー、手袋、ブーツなど…タンスの引き出しから一気に総動員で真冬並みの防寒対策をお忘れなく!!
なお、北海道はさらに強烈な寒気下で、冷凍庫の中。けさは道東を中心に-15℃を下回り、11月としては記録的な冷え込みとなっているところもあります。
関東地方の雨か雪かの判定については
②低気圧が発達し寒気の引き込みと冷気の滞留があるか △
③降水がまとまり、上空からの冷気の引きずり下ろしがあるか △
都心では雨やみぞれが主体と思われますが、②③がじわじわ効いてくる昼前にかけて雪に変わり、郊外では積雪の可能性もあります。
このような、秋をすっ飛ばした異常な季節の進み方は北日本や東日本のみならず、12月は西日本で寒気の影響を受けやすくなりそうです。今年は特に、冬物やタイヤチェーンなどの装備はお早めの方が良さそうですね。
(2016年11月24日 00:00更新)
がんちゃんです。
今月はじめの北日本の突然の大雪に飽き足らず、関東地方にも冬将軍がフライング気味にやって来てしまいました。秋から冬へのバトンタッチで気圧配置は周期変化モードになっています。天気や気温が目まぐるしく変わり、このところの気温の乱高下で体調を崩している方が多くなっています。体を冷やさないように気を付けましょう。