今日、勤労感謝の日は、ライフレンジャーのトピックにあるように東京都心では、晴れる確率が80%と非常に高い日ですが、今日はあいにく、晴れない確率20%に入って、ゆっくり下り坂で、夜遅くから雨になる予報です。全国的にも今日は、あいにくの空模様で、既に山陰から北の日本海側では雨や雪の降っている所が多く、日中もシグレる所が多いでしょう。今日、晴れ間が出るのは、九州南部、東海と北日本の太平洋側などで、その他の地方は下り坂で曇りから午後か夜には雨か雪が降り始める所が多い見込です。
4時の気象衛星ひまわりの雲画像
(日本海北部には寒気による筋状の雲)
明日にかけても全国的にスッキリしない空模様の続く所が多く、特に明日は南岸低気圧の影響で、東海から関東甲信と東北南部の太平洋側では、この時期としては、大変珍しく、雪の予報が出ています。東北の仙台や福島でも初雪の観測はまだで、東海や甲府と関東地方でも初雪はまだですが、今夜~明日にかけ初雪の降る所が多くなり、内陸を中心に積雪の恐れがあります。十分注意して下さい。また、全国的に気温が低くなり、あすにかけ今シーズン一番の寒さの続く所が多い見込です。
24日9時の予想天気図
24日0時の予想天気分布
(水色:晴れ、灰色:曇り、緑・赤色:雨、赤枠・黄色:雪)
関東北部に雪の予報
ところで、今月17日から、東海~関東の少雪地帯の雪に関する注意報と警報の発表基準の見直しが実施されています。理由として、気象庁は「近年の大雪事例では、少雪地※において、特に交通障害による影響が最も早く、かつ顕著に現れていることを踏まえ、関東地方及び東海地方等の少雪地においては、大雪による道路交通への影響をこれまで以上に重視し、関係機関の交通障害対策等に資するよう、大雪警報・注意報の基準を見直します。この見直しにより、より早いタイミングでの大雪警報の発表が可能となり、関係機関のより迅速な除雪・防災体制の確保や住民のより早期のタイミングでの不要不急の外出の回避等に役立つものと考えています。」
主な変更点は、
①対象時間は24時間の降雪の深さが、半分の12時間に変更されました。
②警報は平地が10センチに変更され、山地(伊豆諸島北部を含む)の20センや山沿いなどでは30センチが20センチに、40センチや50センチが30センチに変更されました。
③注意報は平地の5センチは変更ありませんが、こちらも山地や山沿いでは10センチが5センチに、20センチが10センチに変更されました。
これにより、今までより、大雪注意報や大雪警報の発表回数は多くなると思われます。
※関東・東海地方等の少雪地の変更対象都県:茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県
大雪注意報・警報の見直し
(2016年11月23日 4時30分更新)
トミーです。雪の少ない都会では、雪国とは違い、冬でも雪の備えは希薄で、数センチ積もっただけでも、特に車や電車など交通機関など混乱する事が多いので、今までは注意報が出ていないのに混乱する事も度々ありました。今回の見直しで、今までより、大雪注意報や大雪警報の発表回数は多くなると思われます。早速、今夜~明日にかけ変更後、初めて適用される地域がありそうです。特に関東甲信の内陸部や山沿いでは積雪も予想されます。車など今日の内に、チェーンやスタッドレスへの備えをされることをお勧めします。南部の平野部でもどうしても車を使用する方は対策をとると安心でしょう。