昨日1日、関東の山としては、この秋初めて、初冠雪の便りが届きました。
なお、富士山は10月26日に、甲府から初冠雪が観測されていますが、平年より26日も遅く、昨年に比べても15日遅く、これは過去1956年(昭和31年)と同じで、60年振りに遅い観測でした。
<初冠雪とは?>1年の内、雪に覆われる時期と雪が消える時期がある山で、最高気温が過ぎた日から初めて、山頂に雪が積もった状態を麓の気象庁の気象台から白くなった山を初めて目視されたことを言います。従って、山頂に雪が積もっても、雲などで山頂が見えず、数日経って晴れて見える場合が多く、積雪の日とは必ずしも一致しません。全国で約80か所の山が指定されています。
(2016年11月2日 4時更新)
トミーです。この時期、関東北部では紅葉の季節ですが、晴れた日は、青い空と山頂の白い雪、そして山肌の紅葉の見事なコントラスが見られるのもこの時期の贈り物でしょう。週末にかけては秋晴れが期待され、絶好の紅葉狩り日和になりそうです。また、今日は当初、昨日に予定されていた、気象衛星「ひまわり9号」が鹿児島県種子島宇宙センターから、午後3時20分に打ち上げられます。現在、運用中の「ひまわり8号」の後継機ですが、実際の運用は2022年を予定しています。それまで、ひまわり8号のバックアップ機として、宇宙で待機します。
ひまわり8・9号のイメージ図
ひまわり8・9号の運用計画
<気象庁提供>