【11/1 朝イチ】北日本各地で今季一番の積雪

昨日も、北日本の上空には初冬並の寒気が居座り、低気圧の通過で北海道はじめ東北でも、この秋一番や初めての積雪を観測しました。多い所では10センチを超えて、10月としては記録的な積雪になった所もあります。また、北海道南部や東北でも初めて積雪を観測していますが、東北の秋田県鹿角は標高123m、岩手県奥中山は標高430mで、いずれも山沿いの地点です。

10%e6%9c%8831%e6%97%a5%e7%a9%8d%e9%9b%aa%e5%9c%b0%e7%82%b910月31日 積雪1センチ以上を観測した地点

また、昨日は盛岡から平年より4日遅く(昨年より8日遅く)、山形から平年より1日早く(昨年より12日早く)初氷を、山形からは平年より1日遅い(昨年より12日早く)初霜の便りが届いています。この他、北海道を中心に、昨日はアメダスの30地点で、10月としては過去一番低い最低気温を更新しています。最も低かったのは根室地方中標津の氷点下8度8分で、30日に釧路地方標茶で観測された氷点下8度3分を下回り、この秋一番低い気温になっています。

(2016年11月1日 4時更新)



トミーです。旭川温泉クロスカントリースキーコースでは、積雪60センチ超えて、例年より2週間も早く、全長7.5キロのコースのうち2.5キロで滑走可能になったとのことです。先週発表された1か月予報では、北海道では平均気温は「低く」、降水量は日本海側では「平年並か多い」予報が出ています。北海道の日本海側では早めにスキーシーズンの到来が期待されます。なお、昨日31日は旧暦の10月1日に当たり、11月28日の旧暦10月29日まで、旧暦の10月の期間は、穏やかに晴れて、暖かい日を「小春日和」と言います。ここしばらくは、全国的に気温が低い予報で、「小春日和」を感じるのは週末以降になりそうです。