猛烈な台風18号は、沖縄本島地方を通過し、今日は東シナ海を北上し陸地から離れる方向で、沖縄・奄美地方では回復に向かう見込です。その他の地方は、北海道で昼前まで雨の残る所がありますが、日中は雨の降る所は殆どなく、晴れか雲の多い晴れの所が多いでしょう。ただ、夜は九州で下り坂に向かい、雨の降りはじめる所が多くなるので、帰りが遅くなる方は、傘を持つと安心でしょう。また、東シナ海沿岸では、夜には風が次第に強まり、海上は波やウネリも高まって来るので注意して下さい。
21時予想天気図
(H:高気圧、L:低気圧、FOG:霧)
4日の天気予報
18時の雨雲の予想
気温は台風の影響や北日本を通過する低気圧に向かって暖かい空気が入るため、ほぼ全国的に平年より高く、日中は厳しい残暑になる所が多い見込です。特に九州~関東では太平洋側を中心に30度前後か30度を超える真夏日になる所が多いので、運動時など熱中症に注意して下さい。関東で30度を超えると、10月としては記録的な暑さになります。山陰~北陸や東北でも25度を超える夏日になり、蒸し暑い所が多いでしょう。
4日の予想気温
(2016年10月4日 5時30分更新)
トミーです。猛烈な台風18号の通過で、沖縄県久米島空港では午前0時50分に、最大瞬間風速 南東59.7メートルの猛烈な風を観測しています。今日は台風が東シナ海中部をゆっくり北上するため、陸地に直接影響する所はなく「嵐の前の静けさ」といった感じです。しかし、明日は強い勢力を保って対馬海峡~日本海の九州北部や山陰地方に接近・上陸する可能性があります。暴風や大雨・高潮など大きな災害の発生するレベルになります。進路に当たる地方では今日の内に台風対策をお勧めします。
3時の台風18号の進路予測