今日は北日本の日本海側で晴れる他は、全国的に曇りや雨の所が多いでしょう。特に西日本にはこの時期としてはやや強い寒気が上空に入り始めています。このため、午後は大気の状態が大変不安定になり、雷を伴った強い雨が降り大雨に警戒して下さい。
28日の天気予報
28日15時の予想降水分布
(赤色が強い雨)
また、日中の気温は沖縄県など一部を除き、全国的に平年並か平年より低く、秋めいた、しのぎ易い陽気になる所が多くなるでしょう。また、8月に入って初めて、35度を超える猛暑日は予想されず、九州北部から山陰や関東から北では30度にも届かず、涼しさを感じる所も多くなる見込です。
28日の予想最高気温
5時現在、高温注意情報が発表されている地方
(オレンジの県:沖縄以外はありません)
今日は天気が悪く、気温も低いため、海水浴などには不向きですが、太平洋沿岸を中心に、台風10号の影響で、波やウネリの高い所が多くなっています。特に小笠原諸島は今夜から大シケになり、沖縄から西日本の太平洋沿岸でも今夜にはシケて来る所が多くなる見込です。海のレジャーは十分注意して下さい。
(2016年8月28日 6時更新)
トミーです。台風10号は関東の南東の海上で発生した後、南下し、珍しい動きをして進路予測が難しい台風です。当初は東海に接近する予報が次第に北よりに予測が変わり、関東から今朝は東北に接近・上陸する予報に変わって来ています。台風は非常に強い勢力に発達し、昨日から北東に動き始めています。今後、次第に速度を早め、明日29日夜には伊豆諸島に接近し、明後日30日朝には関東の南東の海上に達したあと、急に進路を北西に変え、午後から夜には東北の太平洋沿岸に上陸する予報になっています。台風は水温の高い海域を通過するため、強い勢力を保って日本に接近するため、多少離れている東海・関東甲信や北陸、北海道南部でも大きな影響が出る見込です。地元の気象台が発表する気象情報に注意し、早めの台風対策をお勧めします。
台風10号の進路予測の変化
台風10号の3時の進路予測