梅雨末期の大雨警戒

梅雨前線は九州地方にかかっており、九州では局地的に激しく降っているところがあります。

あす12日(火)~13日(水)にかけては、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州や中国地方で大雨になるおそれがあります。

九州北部では12日昼過ぎから、九州南部や中国地方では12日夜のはじめごろから激しい雨の降るおそれがあり、土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に警戒が必要です。早め早めの避難を心がけましょう。

【あす12日16時の雨域予想】20160712_16時予想降水量

また、13日(水)~14日(木)にかけては北陸・東北地方も低気圧の通過に伴って、局地的に激しい雨の降るおそれがあり、河川の増水や低い土地の浸水などに注意が必要です。気象情報をこまめにチェックするようにしてください。

土砂災害_前兆

前兆現象にご注意

(2016年7月11日 12:00更新)


miyahara_winter

みやっちです。九州南部では、降り始めからの総降水量が550ミリを超えているところがあり、地盤が非常に緩んでいるため、土砂災害の危険性が高まっています。引き続き、土砂災害に警戒してください。

ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。