【7/22 朝イチ!】東北以南は危険な猛暑が継続

今日も西日本から東日本は夏の高気圧に覆われ晴れる所が多くなりますが、九州と四国の太平洋側では台風周辺の湿った空気が流れ込み、曇りや雨となるでしょう。局地的には雷を伴い激しい雨が降るおそれがありますので、天気の急変にはご注意ください。北日本も気圧の谷の影響で雲が広がりやすく北海道と東北北部では雨の降る所がありそうです。一方、台風第10号は東シナ海から華中に上陸する予想で、日本付近からは次第に遠ざかりますが、南西諸島と九州の周辺海域ではうねりを伴い波が高い状態が続きますので、船舶や海のレジャーは注意が必要です。

7/22(日)09時の予想天気図

日中の気温は、北日本の一部で平年を下回る他は全国的に平年並み以上となり、特に東北南部から九州の内陸部を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日となる所が多くなりそうです。熱中症になりやすい気象状態が続きますので、暑さを避けこまめに水分を取るなど体調管理には十二分にご注意ください。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は雲が広がりやすく、道南では夜から雨の降りだす所が多いでしょう。道北・道央・道東にかけては午前中まで雨の降る所がありますが、昼頃には止んで午後は次第に晴れ間が広がる所が多い見込みです。東北も北部と日本海側で雲が広がりやすく、ところどころで弱い雨が降りそうです。一方、南部の太平洋側では概ね晴れでしょう。

各地の天気と気温

日中の気温は、北海道では道北とオホーツク海側の一部をのぞいて20℃以上となり、内陸部では25℃を上回る所があるでしょう。東北も南部や内陸部を中心に最高気温は30℃以上まで上昇し、厳しい暑さとなりそうです。福島では36℃の猛暑日の予想です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

各地とも薄雲が広がりやすいですが、概ね晴れでしょう。ただ、午後は関東甲信の山沿いを中心に大気の状態が不安定となり、夕方から夜にかけては局地的なにわか雨や雷雨の所がありそうです。急な強い雨・落雷・突風などに十分ご注意ください。なお、甲信や東海地方を中心に紫外線が非常に強い予想となっています。日中の外出は出来るだけ避け、長袖シャツ、日焼け止め、帽子を着用するようにしましょう。

紫外線の予測分布図12時

(出典:気象庁HP)

日中の気温は、内陸部や太平洋側を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日となる所が多く、息苦しいほどの暑さとなりそうです。熱中症になりやすい気象状態が続きますので、こまめに水分を補給するとともに、激しい運動はなるべく控えましょう。屋内ではエアコンを上手に使い、屋外では日傘や帽子を利用し、出来れば保冷剤や冷たいタオルなどを携行し体温の上昇を防ぐよう心がけましょう。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

九州と四国では湿った空気の影響で雲が広がりやすく、太平洋側ではにわか雨や雷雨の所がありそうです。急な強い雨、落雷、突風などの激しい現象にご注意ください。一方、近畿と中国地方では各地とも晴れて夏空が広がる所が多いでしょう。外出の際は紫外線対策をお忘れなく。

降水分布予想12時

日中の気温は、各地で30℃を超え真夏の暑さが続くでしょう。35℃以上の猛暑日となる所も多くなりそうです。熱中症になりやすい気象状態が続きますので、健康管理には十分ご注意ください。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

湿った空気の影響で各地とも曇りで、にわか雨の所があるでしょう。沖縄では朝のうちまで雷を伴う可能性があります。変わりやすい天気にご注意ください。なお、台風第10号は次第に遠ざかり中国大陸に向かいますが、南寄りの風がやや強く、海上はうねりを伴い波が高い状態が続きますので、船舶や海のレジャーは十分な注意が必要です。また、バシー海峡付近に新たに台風が発生し、今後、沖縄に近づく可能性がありますので最新の台風情報にご注意ください。

海上の風と波の予想09時

日中の最高気温は、各地とも31~32℃となり湿度が高く蒸し暑いでしょう。

(むらさめ)