【5/24 朝イチ!】北日本から東日本は天気の急変に注意

今日は、低気圧や前線は日本の東に離れ、西からは高気圧が張り出してくるでしょう。このため、現在雨の降っている地方も、北海道の一部をのぞいて朝のうちに止む所が多そうです。日中は、東北から九州・沖縄にかけて日射しが戻る所が多くなりますが、北日本から東日本にかけては上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、変わりやすい天気となるおそれがあります。山沿いを中心に局地的な短時間の強い雨や落雷・突風などにご注意ください。また、西日本から東日本にかけては、夜にかけて大気中の黄砂濃度が高まる予想となっています。外出や洗濯などの際はご留意下さい。クルマの洗車も傷を防ぐため避ける方がよいでしょう。

5/24(木)09時の予想天気図

日中の気温は、全国的に平年並み以上となる所が多いでしょう。特に、関東から西の地方では広く最高気温が25℃以上の夏日となり、汗ばむ陽気となりそうです。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は、雲が広がりやすく道東の太平洋側を中心に雨が断続するでしょう。また、濃い霧が発生して見通しが悪くなるおそれがありますので、車の運転や船舶などはご注意ください。一方、道南から道央にかけては、日中を中心に晴れ間の広がる時間帯がありそうです。東北は、はじめ雲が多めですが昼前後から晴れる所が多い見込みです。なお、日中は広い範囲で大気の状態が不安定となり、山沿いを中心に局地的な短時間強雨や落雷・突風などのおそれがあります。天気の急変にご注意ください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、北海道では15℃~21℃で6月上旬~中旬並みまで上がるでしょう。東北でも平年並み以上で初夏の陽気となりそうです。北部で19℃~23℃、南部では22℃~23℃の予想です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

現在雨の降っている地方も朝の内には止んで、昼頃にかけて日射しが戻ってくる所が多いですが、神奈川県西部から静岡県東部・伊豆周辺では、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が取れにくいでしょう。また、午後は大気の状態が不安定となり、局地的なにわか雨や雷雨のおそれがあります。天気の急変には十分にご注意ください。空が急に真っ暗になる、雷が鳴るなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

降水予想15時

日中の気温は、北陸では19℃~24℃位でほぼ平年並みですが、他は25℃以上の夏日となる所が多く、内陸部は7月中旬並みの30℃前後まで上がり、真夏並みの暑さとなりそうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

朝のうちから晴れる所が多いでしょう。九州や四国では薄雲が広がりやすくなりますが、天気の崩れる心配はなく、日射しは十分ある見込みです。ただ、大気中の黄砂の濃度が広範囲で高くなる予想となっています。外出時はできるだけマスクやめがねを着用し、洗濯物は黄砂の付着を防ぐため室内干しをするようにしましょう。

黄砂分布予想15時

日中は気温がぐんぐん上がり、各地で最高気温が25℃以上の夏日となるでしょう。九州では30℃を超す真夏日となる所もありそうです。日々の気温の変化が大きくなりますので、体調管理にはお気を付け下さい。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

奄美と沖縄本島地方では概ね晴れるでしょう。先島諸島も薄雲が広がりやすいですが天気の崩れる心配は少なく、日射しもある見込みです。前線の影響を受ける大東島地方では、曇りで午前中は一時雨の可能性がありますが、午後は日が射す時間帯もあるでしょう。

各地の天気と気温

日中の気温は、奄美で26℃、沖縄では27~30℃位で、平年並み~6月中旬並みでしょう。

(むらさめ)