移動性高気圧が、広く日本を覆っています。西日本はうす雲が広がるものの、東日本や北日本を中心に広い範囲で、晴れ間が広がる見込みです。全国的に初夏の日差しとなります。最高気温は北日本や北陸では、きのうより暑くなるところが多いでしょう。
予想天気図(5月15日9時)
東北南部から東日本、西日本、沖縄・奄美では、広い範囲で最高気温が25℃以上の夏日となる見込みです。特に、近畿地方では、京都や奈良では、最高気温が30℃以上の真夏日となるでしょう。まだ、体が暑さに慣れていません。特に、屋外の活動では、こまめな水分補給や休憩などで、熱中症対策を心がけてください。また、帽子や日焼け止めなど、紫外線対策も忘れないように。
きょうの全国の天気と気温
きょうの昼の紫外線の予測分布
出典:気象庁
■各地の天気のポイント
【北日本】(北海道・東北)
北海道は、道北は雲が多いでしょう。オホーツク海側は、曇りで朝まで雨が残る見込みです。道央・道東・道南では、高気圧に覆われて晴れるでしょう。東北地方は、高気圧に覆われて晴れる見込みです。東北の日本海側では、うす雲が広がるでしょう。北海道や東北で、積雪の多いところでは、なだれや融雪に、気を付けてください。道東や北日本の周辺海域では、濃い霧が発生しています。交通機関や船舶は注意が必要です。
きょうの北海道の天気と気温
きょうの東北地方の天気と気温
日中の最高気温は、北海道では、稚内は13℃できのうと同じ位、釧路は12℃できのうより7℃下がり、網走は11℃できのうより3℃ほど下がります。その他は、18℃~23℃で、札幌はきのうより8℃高く、22℃の予想です。5月上旬から7月中旬の頃の気温です。東北地方では広い範囲で、きのうより8℃ほど高く21℃~28℃、福島は31℃の予想です。仙台は23℃で、きのうと同じ位でしょう。朝晩と日中との気温差が、大きくなります。着るもので、上手に調節してください。
【東日本】(関東・東海・北陸・島しょ部)
東日本は、高気圧に覆われます。広い範囲で晴れるでしょう。日中は、日射しが強く、広い範囲で初夏の暑さとなります。帽子や日焼け止めなど、紫外線対策にも気をつけてください。小笠原諸島は、午前は雲が多いものの、午後は晴れるでしょう。北陸の周辺海域や沿岸では、濃い霧の発生しているところがあります。交通機関は気を付けてください。茨城県や千葉県の沿岸や周辺海域では、波がやや高く、うねりを伴います。船舶は注意が必要です。
きょうの関東地方の天気と気温
きょうの東海地方の天気と気温
日中の最高気温は、北陸や長野では25℃~29℃です。きのうより7℃~8℃ほど高くなります。6月上旬から7月上旬の頃の気温となります。関東は、26℃~28℃の予想です。東海や甲府は、28℃の予想です。一方、静岡は23℃で、きのうより3℃ほど下がります。関東・東海や北陸では、夏日のところが多くなります。日中は汗ばむ陽気となります。屋外の活動では、こまめな水分補給や休憩などで、熱中症対策に気を受けてください。
【西日本】(近畿・中国・四国・九州)
西日本は、高気圧に覆われます。うす雲が広がるものの、近畿・中国・四国では、日中はおおむね晴れ間が広がるでしょう。九州は、うす雲の間から陽が差す見込みです。日差しが強く、帽子や日焼け止めなど、紫外線対策にも気を付けてください。
きょうの近畿地方の天気と気温
きょうの九州地方の天気と気温
日中の最高気温は、西日本では25℃~31℃で、5月下旬から7月上旬の頃の気温です。きのうと同じように、夏日のところが多くなります。近畿地方では、京都・奈良は真夏日の予想です。また、九州地方では、熊本が真夏日の予想です。日中は汗ばむような暑さとなります。屋外の活動では、こまめな水分補給や休憩など、熱中症対策を忘れないように。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美は、湿った空気の影響で雲が多く、午後は雨が降るでしょう。沖縄は、高気圧に覆われて、おおむね晴れる見込みです。
きょうの沖縄・奄美の天気と気温
日中の最高気温は28℃~30℃で、6月上旬から6月中旬の頃の気温です。きのうと同じように、蒸し暑さが続きます。こまめな水分補給や休憩など、熱中症対策に気を付けてください。
(ビエント)