【5/5 朝イチ!】北日本は天気の急変に要注意

今日は、高気圧が南海上から日本付近に張り出しますが、北日本は引き続き寒気や気圧の谷の影響を受けるでしょう。このため、関東から西は概ね晴れますが、西寄りの風が沿岸部を中心にやや強いでしょう。海上は高波に注意して下さい。また、北海道は雨が断続し、東北と新潟も昼頃にかけて天気の急な変化に注意が必要です。日本海側を中心に急な強い雨、落雷、突風、降ひょうなどの激しい現象が起こるおそれがあります。野外のレジャーなどでは、雷が鳴るなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

5/5(土)09時の予想天気図

日中の気温は、西日本から東日本にかけては広い範囲で平年より高くなり、最高気温が25℃以上の夏日となる所もあり、汗ばむ陽気となるでしょう。一方、北日本では平年並みか平年より低く、北海道では各地とも10℃台前半の予想で肌寒さを感じるでしょう。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は、雨が降ったり止んだりするでしょう。釧路や根室など道東の太平洋側では概ね曇りで日中は晴れ間が広がる時間帯がありそうです。東北は、はじめ曇りで昼前まで雨の降る所がありますが、午後は日差しが戻る所が多いでしょう。北海道では夕方にかけ、東北では昼頃にかけて大気の状態が不安定で、局地的に落雷や突風、降ひょうなどの激しい現象を伴うおそれがありますので、野外の活動をされる方はご注意ください。

各地の天気と気温

北海道は、日中もあまり気温が上がらず、最高気温は4月中旬から下旬並みの10℃~14℃位でしょう。東北は、北部で15℃~16℃、南部では18℃~21℃と4月下旬から平年並みとなりそうです。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

北陸では昼前まで雲が多く、新潟では雨や雷雨の所があるでしょう。落雷や突風、降ひょうなどの激しい現象にご注意ください。また、沿岸部では西寄りの風がやや強く吹き、海上は波が高いでしょう。海のレジャーや船舶は強風や高波にお気を付け下さい。他は広い範囲で日中にかけて青空が広がるでしょう。夜は雲が広がりやすくなりますが、雨の心配はあまりなさそうです。

降水予想09時

日中の最高気温は、北陸では19℃~23℃位ですが、太平洋側や内陸部では25℃前後の所が多く、5月下旬~6月上旬並みの陽気となるでしょう。空気はからりと乾くために比較的過ごしやすく、洗濯日和ともなりそうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

晴れる所が多くなりますが、九州は朝のうちから、中国や四国では午後からうす雲が広がりやすくなるでしょう。ただ、日中は日射しもあり天気の大きな崩れはなさそうです。なお、山陰では沿岸部を中心に西寄りの風がやや強く、海上は波が高いでしょう。海のレジャーや船舶などは、強風や高波にご注意ください。

風と波の予想09時

日中の気温は昨日より3℃前後高くなり、23℃以上まで上がる所が多いでしょう。最高気温が25℃以上の夏日の所もあり汗ばむ陽気となりそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

気圧の谷の影響で各地とも雲が広がりやすいですが、日中にかけてはうす雲が主体で日射しもあり、雨の心配はあまりしなくてよさそうです。

各地の天気と気温

日中の気温は、奄美で25℃、沖縄では25℃~27℃位で、4月下旬並みの見込みです。

(むらさめ)