春近づくも、荒れた天気に注意!

先週は、急速に発達した低気圧により、季節外れの大雨や暴風による交通機関への影響も発生。また北海道では数年に一度の猛吹雪となるなど、全国的に大荒れの天気で3月がスタートしました。

さて、今週も週明けと週の後半に全国的に天気が崩れて荒れた天気となる恐れがあるため、注意が必要です。最新の天気予報を確認してください。

今週のポイント
♢週明けと後半に全国的に天気崩れる
♢短時間の強い雨、落雷、突風など”急な天気の変化”に注意
♢雨により雪解け進み、なだれや融雪による河川の増水に注意
♢西日本は週末に真冬並みの寒気流入
♢寒の戻りによる気温変化大きい

週の始まり5日(月)は、本州付近を前線を伴った低気圧が通過するため、九州から東北にかけての広い範囲で雨で、東北北部や北海道は雪が降ります。雨のピークは、近畿は夕方頃まで、東海は夜のはじめ頃まで、関東甲信、東北南部は日付が変わる頃までとなる見込みです。また、沿岸部を中心に風が強く吹きやすい状態が続きます。北日本、特に東北北部では湿った雪が降る所がありますので、着雪などにご注意ください。

↓5日18時頃の雨雲と風の予想図↓

6日(火)以降は、西日本から東日本は高気圧に覆われて晴れる日がありますが、太平洋側の沿岸部を中心に風がやや強く吹きやすく、体感的には気温より低く感じられそうです。服装選びは最新の天気予報をチェックして念入りに。一方で、北海道の日本海側は寒気の影響で、雪が降る日が多くなります。

8日(水)から次第に天気は西から下り坂。低気圧が発達しながら日本海を進む見込みで、9日(木)にかけて全国的に天気が崩れます。雨や風が強まり、大気の状態が不安定になるため落雷や突風の恐れもあるなど再び春の嵐に警戒が必要です。また、北海道の太平洋側では湿った雪による大雪の恐れがあります。
そして週末は冬型の気圧配置に。西日本を中心に寒気が流れ込み、季節は一時的に冬に逆戻り。

↓9日12時 降水予想図↓

全国的に荒れた天気の恐れ

↓10日21時 寒気予想図↓

西日本には真冬の寒気が南下

(薄水色:上空1500m付近-6℃以下の寒気)

季節の変わり目のこの時期、日中と朝晩の気温変化、また寒の戻りによる気温変化が大きくなる日があるので、体調管理は十分に心掛けて下さい。そして、花粉シーズンに突入しています。こちらの対策も念入りに。

(たけねこ)