【1/27 朝イチ!】厳しい寒さが続き、日本海側は大雪・風雪・高波に注意・警戒、太平洋側は冬晴れ。

日本付近は、強い冬型の気圧配置が続きます。北日本や北陸・山陰では、大雪・風雪・吹雪・雪崩と高波に注意・警戒してください。冬型は、西日本からしだいに緩み、山陰では雪は弱まるでしょう。関東・東海は冬晴れとなりますが、沿岸海域では波が高く注意が必要です。西日本では、太平洋側と九州は冬晴れとなる見込みです。近畿は雲が多く、近畿北部では午前中は雪が降り雷を伴うでしょう。沖縄・奄美は寒気の影響で雨が降ります。冬型が次第に緩んで、陽が射しますが、周辺海域は波が高く注意してください。

 

予想天気図(1月27日9時)

 

日中の最高気温は、平年より3℃~5℃ほど低いところが多く、全国的に厳しい寒さが続く見込みです。北海道では、-4℃~0℃、東北は-1℃~1℃、北陸は0℃~1℃、関東・東海は5℃~8℃、近畿・中国・四国は3℃~7℃、九州は6℃~9℃、沖縄・奄美は14℃~19℃でしょう。

きょうの全国の天気と気温

 

1月27日12時の波と風の予想

 

各地の天気のポイント

北日本】(北海道・東北)
北日本は、強い冬型の気圧配置が続きます。北海道と東北地方では、大雪・風雪・強風・雪崩と高波に注意・警戒してください。また、交通機関は吹雪や吹き溜まりなど交通障害へ注意してください。オホーツク海側は、雪が降りますが、道東の太平洋側は晴れるでしょう。 オホーツク海の沿岸では、流氷の動きにも注意してください。東北地方は、風雪が強く、低温に伴う道路の凍結に注意が必要です。太平洋側は、空気が乾燥しています。火の元・火の取り扱いにも、気を付けてください。

きょうの北海道の天気と気温

 

きょうの東北地方の天気と気温

 

北日本の雪雲の予想(1月27日12時)

 

日中の最高気温は、北海道では、道央や道北を中心に真冬日となり、-4℃~0℃(札幌-2℃、稚内-4℃、旭川-3℃、網走-2℃、釧路0℃、帯広0℃、函館-2℃)で、2月下旬並みのところが多く、東北地方は、真冬日のところが多くなり、-1℃~2℃(仙台1℃、青森-1℃、盛岡-1℃、秋田-1℃、山形-1℃、福島2℃)で、平年から2℃~4℃ほど低く、厳しい寒さとなります。ダウン、帽子、手袋、マフラーなどの防寒対策をして、お出かけください。

 

東日本】(北陸・東海・関東・島しょ部)
北陸は、強い寒気の影響で、雷を伴い雪が降る見込みです。高波に、注意・警戒してください。関東北部は雪が降り、関東・東海と伊豆諸島北部は、おおむね冬晴れとなるでしょう。伊豆諸島南部は雲が多く、小笠原諸島は雲が多く雨が降る見込みです。北陸は風雪・雪崩・落雷・突風、関東北部の山沿いは雪崩に注意が必要です。北陸は低温が続き、関東・東海は、低温と空気が乾燥しています。火の元・火の取り扱い、道路の凍結に気を付けてください。関東・東海と伊豆諸島の近海は、高波に注意してください。

きょうの北陸地方の天気と気温

 

東日本の雪雲や雨雲の予想(1月27日12時)

 

日中の最高気温は、北陸では0℃~1℃(新潟1℃、長野0℃、金沢1℃)、関東は5℃~8℃(東京6℃、千葉7℃、横浜8℃、前橋5℃)、東海は5℃~8℃(名古屋5℃、静岡8℃、岐阜5℃)で、平年より3℃~5℃ほど低くなり、厳しい寒さが続きます。ダウン、帽子、手袋、マフラーなどの防寒対策をしてください。

 

西日本(近畿・中国・四国・九州)
山陰・近畿北部は、寒気の影響で大雪・高波に注意・警戒してください。山陰は雲が多く、午前中は雪が降り雷を伴いますが、冬型が次第に緩み、午後には雪は弱まる見込みです。瀬戸内海・四国・九州は、冬晴れとなりますが、近畿は雲が多く、近畿北部は午前を中心に雪の降るところがあるでしょう。山陰・近畿北部は、風雪・雪崩・着雪・落雷・突風に注意が必要です。中国・四国・九州では、低温が続き、空気が乾燥しているところがあります。火の元・火の取り扱い、山地では道路の凍結に気を付けてください。西日本の周辺海域は波が高く、注意が必要です。

きょうの近畿地方の天気と気温

 

きょうの中国地方の天気と気温

 

きょうの九州地方の天気と気温

 

西日本の雪雲や雨雲の予想(1月24日12時)

 

日中の最高気温は、近畿・中国・四国では、3℃~7℃(大阪5℃、京都3℃、神戸5℃、松江4℃、広島5℃、高松5℃、高知7℃)で、九州では、6℃~9℃(福岡6℃・長崎6℃、熊本7℃・大分6℃・鹿児島9℃)で、平年より3℃から5℃ほど低くなり、厳しい寒さが続きます。ダウン、帽子、手袋、マフラーなどの防寒対策をしてください。

 

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
沖縄・奄美は、寒気の影響で雲が多く、雨が降ります。冬型が次第に緩み、陽が射すでしょう。沖縄の周辺海域では波が高く、沿岸や海上は注意が必要です。日中の最高気温は、平年より2℃~3℃ほど低く、14℃~19℃(奄美14℃、那覇17℃、石垣島19℃、南大東島17℃)で、きのうと同じくらいの寒さとなるでしょう。

きょうの沖縄・奄美の天気と気温

 

今日のヒトコト:各地で厳しい寒さが続く
きょうは、北日本では冬型の気圧配置が続き、大雪・風雪・高波に注意が必要です。山陰は冬型が次第に緩み、雪は弱まる見込みです。関東・東海、山陽・四国と九州では広い範囲で冬晴れ、近畿は寒気の影響で雲が多く、午前中は北部では雪が降るでしょう。週末も、各地で厳しい寒さが続きそうです。暖かくしてお過ごしください。インフルエンザが大流行、帰宅の際は、手洗い・うがいを忘れずに。けさの雲画像では、日本海と東シナ海では、寒気に伴う活発な雲が発生し、太平洋側に流れ出しています。北海道から東日本と西日本の太平洋側は晴天域があります。これら雲域と晴天域が、きょうの天気の主役です。

気象衛星の雲画像(1月27日3時)

 


ビエントです。今週は大規模な寒気にすっぽりと覆われ、東京に限らず、各地で記録的な寒さとなっています。大雪の直後、都内の公園では、冬晴れの黒松に雪の綿帽子。

東京都(1月23日)

(2018/1/27 04:30更新)