【1/07 朝イチ!】北日本は冬空、東日本は冬晴れが多く、西日本は下り坂で沖縄・奄美は雨。

きょうは、北海道や東北地方の北部では、西高東低の冬型の気圧配置が続きますが、北日本の太平洋側と東日本・西日本は高気圧に覆われて、冬型は次第に緩みます。北海道と東北地方の北部は雪が降り、北海道から東北・関東の太平洋側は晴れるところが多いでしょう。北陸は晴れ間も出ますが雲が多く、新潟は雨や雪が降る見込みです。東海から西日本は低気圧の影響で、午後から次第に雲が広がり、夜には九州や四国で雨が降り出すでしょう。沖縄・奄美は、前線の影響で雨や雷雨となるでしょう。

予想天気図(1月7日9時)

 

 

日中の最高気温は、北海道は1月下旬から2月下旬並み、東北地方・東日本・西日本は、今頃から2月中旬で真冬並みの寒さです。奄美は12月下旬、沖縄は今頃から1月下旬並みの気温です。北海道は-2℃~2℃、東北は2℃~5℃、北陸は4℃~6℃、関東・東海は9℃から10℃、近畿・中国・四国は9℃~11℃、九州は10℃~13℃、沖縄・奄美は19℃~22℃です。

きょうの全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

北日本】(北海道・東北)
北日本では冬型の気圧配置が続きます。北海道の日本海側は昼ごろまで雪が降り、吹雪くところがある見込みです。オホーツク海側は雪が降り、道東は晴れ間が出るでしょう。東北地方は、日本海側では昼頃まで雪が降り、吹雪くところがありますが、昼過ぎには雪は次第に止む見込みです。太平洋側は晴れ間が広がるでしょう。北海道では、車の運転では吹雪や吹き溜まりに注意してください。また、大雪・なだれ・風雪・高波に注意が必要です。オホーツク海側や道東の沿岸では高波に注意が必要です。東北の日本海側は波が高く、大雪・雪崩・風雪・着雪に注意してください。太平洋側は空気が乾燥しています。火の元・火の取り扱いにも注意が必要です。

 

きょうの北海道の天気と気温

 

きょうの東北地方の天気と気温

 

北日本の雨雲や雪雲の予想(1月7日12時)

 

1月7日12時の風と波の予想

日中の最高気温は、北海道では、-2℃~2℃(札幌0℃、稚内0℃、旭川-1℃、網走-2℃、釧路0℃、帯広0℃、函館2℃)で、12月中旬から平年並みです。東北地方は、きのうより2℃ほど低いところが多く、2℃~5℃(仙台5℃、青森2℃、盛岡3℃、秋田3℃、山形3℃、福島5℃)で、真冬並みの寒さが続きます。ダウン・帽子・手袋・マフラーなどが必要です。

 

東日本】(北陸・東海・関東・島しょ部)
北陸は雲が多く、新潟では雨や雪が降りますが、富山・石川・福井は、高気圧に覆われて次第に晴れ間が出るでしょう。関東・東海・伊豆諸島は、日中は冬晴れのところが多いでしょう。関東北部の山沿いでは雪が降る見込みです。東海地方は午後から、関東は夕方から雲が広がるでしょう。小笠原諸島は、雲が多いでしょう。長野県北部では雪崩に注意が必要です。関東・東海は、空気の乾燥が続いています。火の元・火の取り扱いに注意してください。関東・東海の沿岸や伊豆諸島では、高波に注意が必要です。

きょうの関東地方の天気と気温

 

日中の最高気温は、平年より低いところが多く、北陸では4℃~6℃(新潟5℃、長野4℃、金沢6℃)、関東は9℃~10℃(東京10℃、千葉9℃、横浜10℃、前橋10℃)、東海は10℃~11℃(名古屋10℃、静岡11℃、岐阜10℃)で、真冬並みの寒さが続きます。外出の際は暖かくしてお出かけください。

 

西日本(近畿・中国・四国・九州)
近畿から九州にかけての西日本では、気圧の谷の影響で雲が多く、夜には九州・四国で雨が降り出すところがあるしょう。京都府・兵庫県の日本海側や鳥取県では雪崩への注意が必要です。

きょうの九州地方の天気と気温

 

西日本の雨雲や雪雲の予想(1月6日15時)

 

日中の最高気温は、近畿・中国・四国では、9℃~11℃(大阪9℃、京都9℃、神戸9℃、松江10℃、広島9℃、高松9℃、高知11℃)で、1月下旬から2月上旬並みです。九州は、10℃~13℃(福岡10℃・長崎11℃、熊本12℃・鹿児島13℃)で、今頃から1月下旬並みです。外出の際は暖かくしてお出かけください。

 

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
沖縄・奄美は前線の影響で雲が多く、各地で雨が降る見込みです。八重山地方は、雷を伴い激しく降るところがあるでしょう。また、石垣島や宮古島では波が高く、沿岸や海上は注意が必要です。日中の最高気温は、今頃から1月下旬の頃の気温が続くでしょう(奄美19℃、那覇20℃、石垣島22℃、南大東島21℃)。

きょうの沖縄・奄美の天気と気温

 

沖縄・奄美の雨雲の予想(1月7日15時)

 

今日のヒトコト:
きょうは、三連休の中日です。北海道は冬型の気圧配置が続き、東日本は広い範囲で冬晴れとなります。低気圧の影響で、西日本は下り坂となり、九州や四国では夜には雨が降り出しそうです。あすは三連休の最終日、成人の日です。全国的に天気が崩れ、各地で雨が降る見込みです。外出の際は気象情報をご確認ください。これからは、寒暖の差が大きくなります、受験生は体調管理にご注意ください。けさの雲画像では、日本海側では寒気に伴う筋状の雲が発生していますが、北陸や山陰では雲の発生位置が大陸から離れてきました。また、北海道から三陸の太平洋側にも筋状の雲が発生しています。一方、中国大陸から東シナ海にかけて、気圧の谷に伴う雲域が東に向かって広がってきました。関東・東海の太平洋側では、晴天域があります。これら雲域と晴天域がきょうの天気の主役です。

気象衛星の雲画像(1月7日3時)


ビエントです。きのうは高知から国見山の初冠雪の便りが届きました。冬晴れの都内の公園で、小さな紅白の花を見つけました。松の内で縁起がよさそうです。思わず、立ち止まりました。

東京都(1月6日)

 

(2018/1/7 04:30更新)