2017年11月21日21時半頃、日本の各地で「空から落ちてくるような光」を目撃したという情報が飛び交いました。東北地方から近畿地方にかけての広い範囲で、上空を流れる火の玉のようなものの写真や動画がSNSなどにも多く掲載され、ニュースでも報道されてちょっとした騒ぎになりました。
(写真はイメージです)
専門家の解説によると、これは小惑星などのカケラが地球大気圏外に突入したもので「火球」と呼ばれる現象ではないかとのこと。先日「しし座流星群」について記事を書かせて頂き、12月には「ふたご座流星群」、何かと天体の話題が多い中、火球の出現は天体ファンでなくとも興奮する出来事でしたよね!
ところで「火球」って?「おうし座流星群」の記事の中で少し触れさせて頂きましたが、定義としては「どの惑星よりも明るい流星」で、明るい流星のことを指すそう。大気圏中で燃え尽きてしまったもの、地表に落ちて隕石となったもののどちらも「火球」と呼ばれます。ちなみに11月21日のものは大気圏中で蒸発しました。色々調べてみると火球が日本で確認された例は結構な数がありました。隕石になると名前がつけられて展示されたりもするようです。
こんにちは、アールです。このニュースには私もかなり興奮しました!今回は惜しくも観るのを逃してしまいましたが、今後は空を見上げる機会が増えそうです。12月にはふたご座流星群ですね。月明かりの影響も少なくかなり観測条件も良さそうなので、期待大!どうか晴れてくれますように。