週末ですが先週に続いて台風22号が日本に向かって北上中で、今日は沖縄本島から奄美諸島を直撃します。一方、本州の南岸に停滞する秋雨前線は次第に活発化して来ます。
予想天気図
このため、あいにく沖縄から関東甲信の広い範囲で雨の所が多くなり、沖縄・奄美では今日いっぱい大荒れの天気が続くので厳重に警戒して下さい。一方、新潟県と東北南部は曇りがちで、東北北部から北海道は秋晴れに恵まれ行楽日和になる見込みです。
12時の降水予測
海も台風の影響で、沖縄から奄美諸島では午後には大シケになるので警戒して下さい。九州南部から関東の太平洋沿岸では波やウネリが高まり、九州南部・高知県・徳島県・和歌山県の沿岸では午後はシケ模様になるので注意して下さい。
12時の予想波高
日中の最高気温は、沖縄で10月中旬の頃の蒸し暑さですが、九州から東北南部では気温が上がらず、11月並の肌寒さ(近畿・東海・関東甲信14℃~18℃、九州・中国・四国19℃~22℃)になる所が多いでしょう。北日本は今頃(平年)か少し高めの爽やかな陽気の所が多い見込みです。
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
東北南部で曇りがちになる他は、秋晴れの所が多く行楽・お出かけ日和になるでしょう。
12時の予想天気分布
日中の最高気温も、東北の一部で11月並(仙台16℃)で肌寒い他は、今頃から10月中旬の頃(釧路13℃、札幌15℃、旭川16℃、函館・盛岡・福島17℃、秋田19℃)の爽やかな陽気になるでしょう。
【西日本・東日本】(九州~関東甲信)
午前中は日本海側と関東で曇り空の所がありますが、あいにく下り坂で九州から東海では朝から雨の降る所が多いでしょう。
9時の降水予測
午後には北陸で曇りがちの所がある他は雨模様になる見込みです。西日本では雨脚の強まる所もありそうです。新潟県など一部を除き、雨が降っていなくても傘を持ってお出かけ下さい。
15時の降水予測
日中の最高気温は、西日本の一部と北陸で今頃の陽気(松江・福井20℃、新潟・金沢・福岡21℃)になる他は、11月並の肌寒さや涼しさ(甲府14℃、東京15℃、前橋・長野16℃、名古屋・大阪17℃、広島・高知19℃、鹿児島22℃)になる所が多く、ジャケットやコートを着て暖かい服装でお出かけ下さい。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
大東島では曇りがちですが、台風22号が昼頃に沖縄本島付近を通過すため、先島諸島でも風雨が強まり、本島や奄美では大荒れの状態が夜まで続くので暴風・大雨・高波等に厳重に警戒して下さい。
15時の降水予測
日中の最高気温は、先島諸島で今頃か11月中旬の頃(石垣島26℃・宮古島27℃)の過ごし易い陽気になる他は、少し高めで(名瀬27℃、那覇28℃、南大東島30℃)で蒸し暑さを感じる見込です。
■今日のヒトコト
週末ですが再び台風や秋雨前線の影響で北日本を除き雨模様です。気温も上がらず、特に近畿から関東甲信では肌寒くなるので暖かくしてお過ごし下さい。東京の最高気温15℃は札幌と同じです。
トミーです。先週の週末も沖縄県を台風21号が通過し、週明け23日未明には静岡県御前崎市付近上陸し東日本はじめ各地に大きな被害をもたらしました。台風21号は超大型で非常に強い勢力(中心の最低気圧925hPa、最大風速50m/s)でしたが、今回の台風22号は今朝の時点で中心気圧は985hPa、最大風速30m/sで発達のピークを迎えています。このため、広範囲の影響はないものの、明日から明後日朝にかけ西日本から東日本の太平洋沿岸の地域に影響があるので警戒が必要です。
28日3時の進路予想
昨日は帯広から平年より2日遅く、イチョウの黄葉、熊谷からは平年より27日も遅く、モズの初鳴の便りが届いています。