【9/26 朝イチ!】 奄美・九州南部で曇りや雨の他は、秋晴れの所が多い

きょう火曜日は、奄美と九州南部で秋雨前線の影響を受けるため、曇りや雨が降り、奄美では雷雨になる時もあるので注意して下さい。また、小笠原諸島も日中を中心に前線の影響で雨か雷雨が降りますが、その他の地方は移動性の高気圧に覆われるため、穏やかな秋晴れの広がる所が多いでしょう。

予想天気図

日中の最高気温は、沖縄で真夏の頃の厳しい残暑が続き、その他の地方も今頃(平年並)~今頃より高く、9月上旬~中旬頃の汗ばむ陽気の所が多いでしょう。

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
高気圧に覆われるため、穏やかな秋晴れの広がる所が多く、昨日は北海道で不安定になりましたが、今日は大気の状態も安定するため、夕立の降る所はないでしょう。

12時の紫外線予測(オレンジ色:晴天域)

日中の最高気温は、昨日と同じ所が多く、東北南部では9月上旬頃の残暑(福島29℃、山形28℃)が続きますが、湿度は低いので、カラッとした暑さでしょう。東北北部から北海道南部でも9月上旬~中旬頃の汗ばむ陽気(秋田・青森25℃、函館・札幌・24℃)の所が多い見込みです。一方、北海道北部では今頃よりも高い所が多いですが、日中は湿度が低く、爽やかな陽気の所が多いでしょう。ただ、朝晩と日中の気温差が大きいので、服装に注意してお出かけ下さい

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
北日本同様に、高気圧に緩やかに覆われるため、秋晴れの広がる所が多いでしょう。ただ、昨日ほどではありませんが、北関東の一部や千葉県では夕立の可能性があるので、これらの地方の方は念のため、折り畳みの傘があると安心です。一方、小笠原諸島では北から南下してくる前線が通過するため、日中を中心に雨や雷雨が降るので注意して下さい。

12時の紫外線予測(オレンジ色:晴天域)

日中の最高気温は、昨日と同じ所が多く、9月上旬~中旬頃の陽気で、(前橋・浜松・名古屋・甲府・福井29℃、東京・長野28℃、土浦・四日市・富山27℃)とまだ残暑が続くでしょう。

西日本】(九州・中国・四国・近畿)
今日も九州北部・四国・中国・近畿では秋晴れの広がる所が多いでしょう。

12時の紫外線予測(オレンジ色:晴天域)

一方、九州南部は秋雨前線の影響で、下り坂に向かい、夜は雨が降り出すので、お帰りの遅い方は折り畳みの傘をお持ち下さい。

18時降水予測

日中の最高気温は、今頃~今頃より高い所が多く、「真夏日」の残暑の所があるので、(福岡・山口・舞鶴30℃)これらの地方では、今日も暑さ対策をしてお出かけ下さい。その他の地方も26℃~29℃位まで上がり、汗ばむ陽気の所が多い見込みです。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美では秋雨前線に近いため、雨が降り易く、雷を伴って雨足の強まる時があるので注意して下さい。沖縄と南大東島では雲の取れにくい天気で、一部で夕立の降る時間帯もあるので突然の雨に注意して下さい。一方、先島諸島(宮古島・石垣島・与那国島)では安定して晴れるでしょう。

12時の紫外線予測(ピンク色:晴天域)

日中の最高気温は、奄美は平年並の30℃前後ですが、沖縄では平年より2℃~4℃も高く、(石垣島33℃、那覇・南大東島32℃)厳しい残暑が続くでしょう。今日も「暑さ対策」をしてお出かけ下さい。

今日のヒトコト
奄美と九州南部を除いて広い範囲で秋晴れが広がるでしょう。今週は西日本で27日~28日に、東日本は28日に、北日本は27日~30日まで雨が降り、この雨が止んだ後は寒気が流れ込む見込みです。このため、金曜日頃から朝晩を中心に気温が下がり、西日本~東日本では15℃前後まで、北日本では10℃前後まで下がり、この時期としては冷え込みが強まりそうです。金曜日以降は朝晩と日中の気温差が大きくなるので、体調を崩さないように注意して下さい。



ケイです。きのうは気象庁から「3か月予報」(10月~12月)と「寒候期予報」(12月~2月の冬の天気の傾向)が発表されました。まず、3か月予報では、沖縄と九州・東北~北海道で気温が平年並か平年より高い確率が40%ですが、その他の地方は平年並の確率が40%で、秋らしい陽気の所が多いでしょう。また、今年の冬の天気の傾向は平年と同じく、太平洋側では冬晴れの日が多い見込みですが、日本海側では曇りや雨か雪の日が多く、特に山陰~近畿の日本海側では降雪量が多くなる恐れがあるでしょう。一方、北海道の日本海側では降雪量は平年並か平年より少なく、こちらの地方では少し暖冬傾向の予想になっています。