【9/20 朝イチ!】北陸から北の日本海側と北海道は下り坂

今日は「彼岸の入り」です。沖縄・奄美で晴れる他は、全国的に雲が多く、日本海低気圧の近づく、北陸から北の日本海側と北海道は、午後から下り坂で、夕方~夜は雨や雷雨の降る所が多くなるので、傘を持ってお出かけ下さい。

予想天気図

日中の最高気温は、東・北日本は今頃(平年並)より、2℃~5℃も高く、北日本でも25℃を超えて、厳しい残暑になる所が多いでしょう。沖縄~西日本は今頃の残暑が続き、西日本でも30℃を超える所は少ない見込です。

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
全般に雲が多いですが、東北の太平洋側では日中、晴れ間の出る所が多いでしょう。

12時の紫外線予測(茶色:晴天域)

一方、日本海側は曇りがちで、日本海低気圧が夜には北海道に近づくため、東北~北海道南部の日本海側では午後から下り坂で、次第に雨や雷雨が降り易くなり、激しく降る所もあるので注意して下さい。傘を持ってお出かけ下さい。

18時の降水予測

日中の最高気温は、今頃より3℃~5℃も高い8月下旬~9月中旬の頃(山形30℃、福島29℃、仙台・青森28℃、帯広・盛岡27℃、札幌・網走25℃、旭川・釧路22℃)で、この時期としては蒸し暑いでしょう。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
全般に雲の多い天気ですが、日中は晴れ間の出る所があるでしょう。伊豆諸島と小笠原諸島は晴れる見込です。

12時の紫外線予測(茶・紫色:晴天域)

ただ、日本海低気圧の影響で、北陸や岐阜県・長野県の北部では、午後から下り坂で、夕方には雨か雷雨の降る所が多いので、お帰りが夕方以降になる方は、傘を持つと安心でしょう。

18時の降水予測

日中の最高気温は、今頃より2℃~4℃高い、9月上旬の頃の残暑(静岡・金沢30℃、さいたま・新潟29℃、東京・橫浜・前橋・名古屋・長野28℃、甲府27℃)が続くでしょう。八丈島は29℃、父島は31℃で厳しい残暑が続く見込です。

西日本(九州・中国・四国・近畿)
西日本も全般に雲の多い天気で、一部で晴れ間が出る程度でしょう。

12時の紫外線予測(茶・紫色:晴天域)

日中の最高気温は、今頃の残暑(宮崎30℃、高知・鹿児島29℃、大阪・京都・広島28℃、福岡・松江27℃)で、蒸し暑いですが、30℃の真夏日になる所は少ないでしょう。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
今日も晴れますが、沖縄本島は夕立に注意して下さい。

12時の紫外線予測(紫・赤色:晴天域)

日中の最高気温は、今頃か9月上旬の頃の残暑(南大東島32℃、名瀬・石垣31℃、那覇・宮古島30℃)で、日中は汗ばむ位の陽気が続くでしょう。

今日のヒトコト

昨日は台風18号から変わった低気圧の影響で、北海道では激しい雨の降った所がありました。9月として、24時間降水量の最大値が、網走地方斜里町宇登呂197.0mm、後志地方蘭越111.5mm、更に48時間降水量でも、胆振地方登別市カルルス335.5mm、後志地方蘭越216.0mmを観測し、観測開始以来、記録を更新しました。
今日は日本海低気圧の接近で、再び下り坂で、北陸から北の日本海側を中心に、夕方頃を中心に激しい雨の降る所がるので注意して下さい。



トミーです。今日は秋の彼岸の入りです。「暑さ寒さも彼岸まで」という諺があり、夏の暑さもこの頃を境に収まって来るという意味です。東京で30℃の終わる平年日は9月21日で、実感としても良く合う諺です。東京や大阪・福岡の週間予報では、向こう一週間は30℃以上の日は予想されていません。
週末の23日は「秋分の日」ですが、先週の週末は台風の直撃であいにの天気でした。今週も23日は東・西日本では、あいにく天気が崩れそうです。

昨日は下関からススキ、福井からヒガンバナの開花、長野・福島・仙台からはアキアカネ(赤トンボ)の初見の便りが届きました。