【7/27 朝イチ!】西日本~東日本は雲が多く、不安定な天気が続く

沖縄から九州と北日本は晴れる所が多いですが、九州以外の西日本から東日本は雲が多く、関東周辺は曇りがちで、今日も急な雨や雷雨に注意して下さい。
日中の最高気温は、関東で今頃(平年並)より低い7月上旬の頃のしのぎ易い陽気になる他は、今頃か高めの所が多く、九州では35℃を超える猛暑日の所がある見込みです。33℃を超える所では、室内でも「熱中症」になるような気温です。十分注意してお過ごし下さい。

予想天気図

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
東北南部はゆっくり下り坂で、太平洋側では夜に雨の降る所が多いので、遅くなる方は傘を持つと安心でしょう。この他の地方は晴れる所が多い見込みです。東北の「梅雨明け」ですが、天気図からは梅雨前線はなくなりましたが、週間予報では明日以降、曇りや雨の日が続く予報で、梅雨明けは大幅に遅れそうです。

12時の紫外線予測

日中の最高気温は、今頃の真夏らしい暑さ(札幌26℃、旭川27℃、釧路22℃、仙台・秋田・山形30℃、福島・盛岡31℃)の所が多いでしょう。「暑さと紫外線対策」をしてお出かけ下さい。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
北方から高気圧が張り出し北高型で、冷たい北東気流が入り、今日も関東地方はすっきりせず曇り空の所が多いでしょう。一方、東海や北陸でも雲の多い晴れの所が多く、スッキリ晴れる所は少ない見込みです。傘を持つと安心でしょう。東海では朝から、関東は午後から、雨や雷雨の降る所があるので注意して下さい。北陸の「梅雨明け」も東北と同様、明日から曇りや雨の日が続く予報で、しばらく先になりそうです。5時現在、愛知・三重・岐阜・長野県には大雨・雷注意報が発表中です。

15時の降水予測

日中の最高気温は、関東で7月上旬の頃(東京・横浜27℃、前橋・さいたま28℃)としのぎ易い陽気が続く他は、今頃の真夏らしい暑さ(名古屋・金沢32℃、新潟・長野30℃)になる所が多いでしょう。ただ、甲府は35℃の猛暑日になるので、「熱中症」に十分注意してお過ごし下さい。なお、八丈島・父島は30℃で真夏らしい暑さです。

西日本(九州・中国・四国・近畿)
九州では日中、晴れる所が多いですが、中国・四国・近畿では雲の多い晴れの所が多く、内陸や山沿いを中心に夕立に注意して下さい。

12時の紫外線予測

日中の最高気温は、中国・四国・近畿では今頃の真夏らしい暑さ(大阪・京都・33℃、広島・高知32℃、松江31℃)の所が多いですが、九州は厳しい暑さ(福岡・鹿児島34℃、大分33℃)で、猛暑(熊本・佐賀35℃、日田36℃)になる所もあり、「暑さと紫外線対策」をし、引き続き「熱中症」にも十分注意してお過ごし下さい。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
今日も夏空が広がりますが、午後は、雲が出やすくなるでしょう。奄美地方は急なにわか雨や雷雨に注意して下さい。5時現在、奄美地方に雷注意報が発表中です。

日中の最高気温は、引き続き真夏らしい厳しい暑さ(名瀬33℃、那覇・石垣島・南大東島34℃)が続くでしょう。「暑さと紫外線対策」をしっかりしてお出かけ下さい。

今日のヒトコト
真夏ですが、今日も関東地方の日中の最高気温は30℃以下で2日連続、しのぎ易い陽気が続くでしょう。また、昨日は沖縄や北日本を除き不安定な天気で、所々で雷雨で激しい雨の降った所がありますが、今日も東海を中心に西日本から東日本では急な雨や雷雨に注意して下さい。ただ、昨日よりは地域は少なく、規模も小さい見込みです。



トミーです。今は夏の土用の期間(7月19日~8月6日)に入っていますが、この時期、南の海上に台風が発生し、この影響で日本の沿岸に高いウネリ(波)が押し寄せ、海水浴など夏のレジャーに影響を与えることから、この高いウネリのことを土用の期間に押し寄せることから「土用波」(どようなみ)といいます。土用波は、周期が長く、数時間に1回は見た目の波高より、2倍近い高さの波が発生することから、高波による事故などに注意する必要があります。

12時の波高予測

東海~関東の沿岸に2m以上の波

現在、南の海上には台風5号と9号が発生しています。台風5号の影響で、すでに関東の沿岸には高いウネリが入っています。4時現在、千葉県・茨城県と伊豆諸島北部には「波浪注意報」が発表中です。今後、台風9号の影響も加わり、沖縄から関東の太平洋沿岸には週末にかけ土用波が押し寄せる予想です。海のレジャーにはくれぐれも注意して下さい。

昨日は帯広からアジサイ、和歌山からサルスベリ、宇都宮からヤマハギ、仙台からは全国2か所目(1か所目は24日に津)になるススキの開花、長崎からヒグラシの初鳴の便りが届いています。