西日本から東日本(新潟県を除く)は、今日も晴れて行楽日和ですが、沖縄は梅雨空、新潟県と北日本は曇りや雨のあいにくの天気が続くでしょう。
日中の気温は北陸と北日本は4月~5月頃の低めの他は、今頃の陽気の所が多く、湿度が低く、カラッとした暑さの所が多い見込みです。
予想天気図
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
動きの遅い低気圧の影響で、東北の日本海側から北海道南部・東部を中心に雨の降り易い天気が続くので、雨が降っていなくても傘を持ってお出かけ下さい。一方、東北南部の宮城県や福島県(会津を除く)では今日も晴れ間が出て、行楽日和になる見込みです。
東北~北海道南部の日本海沿岸と道北・道東の沿岸では、昼頃まで波が高いので注意して下さい。
15時の降水予測
日中の気温は引き続き低めで、4月中旬~5月上旬の頃で、東北北部~北海道は15℃以下で肌寒く、北海道の北部や東部では10℃以下の所もあり暖房が欲しい位の寒さが続くので暖かい服装でお出かけ下さい。北海道には道南を除き低温注意報が発表中で、5日まで続く見込みです。
【東日本】(東海・北陸・関東甲信・伊豆諸島・小笠原諸島)
東海~関東甲信と伊豆諸島では、朝晩薄雲が出ますが晴れて、北陸では新潟県で曇りがちの他は日中、晴れる所が多く、今日も行楽日和でしょう。小笠原諸島は梅雨前線の影響で引き続き雨が降り易く、雷にも注意が必要です。
日中の気温は北陸で昨日より2℃~4℃上がりますが、まだ大型連休の頃の少し肌寒い陽気が続きますが、この他の地方は、今頃(平年並)の23℃~27℃の汗ばむ位の陽気になる所が多いしょう。ただ、湿度が低いため、カラッとした暑さになる見込みです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
今日は日本海側でも雲が取れ、朝晩薄雲の出る所もありますが、穏やかに晴れる所が多く、行楽日和が続くでしょう。
日中の気温は九州で、引き続き少し高く、27℃~30℃位まで上がるので「暑さ対策」をしてお出かけ下さい。この他の地方は、昨日と同じ今頃の23℃~27℃の少し汗ばむ陽気が続きますが湿度が低く、カラッとした暑さになる所が多い見込みです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美諸島では北ほど午前中は晴れて、梅雨の中休みが続くでしょう。一方、沖縄は梅雨前線の影響で、本島は曇りがちですが、先島諸島や大東島では雨か雷雨が降り易く、梅雨空が続く見込みです。
15時の降水予測
日中の気温は、27℃~29℃の今頃の蒸し暑さが続きますが、30℃を超える厳しい暑さになる所はない見込みです。
■今日のヒトコト
この時期としては珍しく、ここ数日、気圧配置に大きな変化がなく同じような天気傾向で、今日も沖縄と北日本では曇りや雨、西・東日本は晴天が続く見込みです。
昨日は上空に寒気が入った影響で6月として、日最高気温の低い記録が北陸と北日本の26か所で、日最低気温の低い記録が西日本と東海の12か所で更新されました。
トミーです。6月は夏至(6月21日)があり、太陽高度が一年で一番高くなり、紫外線が最も強まる季節です。紫外線には、体内でビタミンDを作るなど良い面もあり、昔は日光浴が奨励されましたが、近年は紫外線による健康被害が懸念される方が強まっています。日焼けなど急性のものと、特に長期にわたり蓄積され、皮膚ガンなどの病気になるリスクが重要視され、日頃から対策をとることが必要です。今日も晴れる西・東日本の太平洋側を中心に紫外線がかなり強くなる予報が出ています。「紫外線対策」をしてお出かけ下さい。ただ、6月は梅雨の季節で、返って晴れる日が少なく、紫外線の脅威から守られることは、自然の恵みともいえるでしょう。
4日12時の紫外線予測分布
UVインデックスに応じた紫外線対策
<いずれも気象庁HPより>
昨日は、熊本からアジサイの開花、室蘭からはモンシロチョウの初見の便りが届きました。