5月の旬の食材といえばやっぱり「タケノコ」。筍という字は竹冠に旬と書きますが、この文字がいかにも「旬」を表している食材ですね。
タケノコを入手したら、すぐに下処理をします。あの独特のえぐみは掘り取った直後から徐々に増していき時間が経つほど固くなるので、できるかぎり早く下処理することをおススメします。
大きなお鍋で皮ごと茹でてあく抜きをします。米ぬかがいつも家にあるとは限らないので、お米のとぎ汁で代用することが多いです。重曹や大根おろしを使ってあく抜きをする人もいらっしゃるようですね。
茹で上がったタケノコを前にいつも悩むのが「どこまで剝くか…」。もちろん、白い部分をきれいに残すようにするのですが、なかなかきれいな円錐にならなくて「うわ」とか「あれ?」とか、ちょっと騒々しい感じになってしまいます。
新鮮なタケノコはてっぺんの柔らかい部分をわさび醤油でいただくと、最高に美味しいです。「タケノコのお刺身」は、春らしさがふわっと口中に広がります。
タケノコは煮ても炒めても美味しくいただける、レシピにもバリエーションがかなり広がる食材です。今回はタケノコを食べやすい大きさに切って和風パスタを作りました。水菜、ぶなしめじ、ベーコン、タケノコ、それぞれの食感が楽しめます。
さーちゃんです。旬の食材を食べると季節を感じますね!また、旬の食材を使ってどんな料理を作るか考えるのも楽しいですね。花やレジャーだけでなく、食においても【その季節だからこそ】を楽しんでいきたいなと思います。