同じ気温の日でも「暑い」と感じるときと、そんなに気にならないときがあるのはなぜでしょう?それは「体感温度」が関係しているようです。
「体感温度」?という言葉をご存知でしたか?
私は初めて知りました。この文字から想像すると、いわゆる温度計などに表示されている「気温」ではなく、リアルに感じる温度、という雰囲気が濃厚です。
調べてみたことをまとめると、以下のようになります。
体感温度(たいかんおんど)
- 人間が肌で感じる温度の感覚を、定量的に表したもの
- 人間の温度感覚は、皮膚の水分(汗)が蒸発したり熱が奪われたりすることで生じる
- 体感温度は、気温だけでなく湿度や風速、日照量などに影響される
- 体感温度は、湿度・風速・日照量などの環境による条件以外に、個人(個体)の年齢・性別・代謝量や健康状態(・精神状態)などによっても影響を受ける
- 同じ条件であっても、服装によって体感温度は影響を受ける
ずいぶんたくさんの要素が影響するものなんですね!快適・不快の差って単に気温とか湿度とかの違いだけじゃなかったんですね。
そういわれてみれば、同じ気温だったとしても湿度が高いほうが蒸し暑く感じたり、 例えば満員電車に乗った瞬間に汗ばんだり、気温だけでは測れないものがあることは、なんとなく感じていました。
さらに調査を進めるとすごく複雑な計算式があったりして、このコラム1本で語りつくせる内容ではないことが明らかになってしまいました!
でもひとつ気がついたことが…。
気温や湿度などは自分ではどうにもできないし、体質となると変えるにはかなり時間が必要そうですが、「服装」で少なからず調整ができるのでは?
例えば蒸し暑い日、汗がジト~ッとにじみ出そうな日はさらっとした素材のものを着る…素材やスタイルを上手に選ぶことによって、さらっとしていない素材だと肌にペトッとくっつく不快を避けることができる…のように「服装」で工夫できることはありそうです!
これからやってくるジメジメシーズンの前に、自分が持っている洋服のラインナップを改めて見直してみるとよいかもしれませんね。
こんにちは、よねまめんです。今回、トピックに初登場しました。
天気や気温で外に着ていく服を選ぶ人は多いと思いますが、そこから一歩踏み込んで「体感」を気にしてみると、この夏はもっと快適にすごせそうですね!