今日は日本海低気圧が急速に発達するため、東日本は朝まで、東北は夕方まで、北海道はほぼ1日を通して風雨が強く「春の嵐」に警戒して下さい。
【昨日の一番】
昨日は西日本を中心に、この春一番の大雨になった所が多く、広島県を中心に1時間降水量の日最大値が32か所で、3時間降水量の日最大値が36か所で、24時間降水量の日最大値が20か所で、日降水量が40か所(内100mm以上が12か所)で、統計開始以来、4月として最多の1位の記録を更新しました。最も多かったのは高知県馬路村魚梁瀬で、1時間降水量75mm、日降水量286.5mmを観測しました。
【今日18日の天気】
9時の予想天気図では前線を伴った低気圧が、日本海北部を発達しながら北東に進み、夜には北海道に接近する見込みです。
9時の予想天気図
このため、西日本では回復し、朝から晴れる所が多いですが、関東は朝まで、北陸と東北は昼前まで、北海道では夕方まで雨か雷雨で、時間降水量30mm前後、日降水量も100mmを超える大雨の降る所があるので十分注意して下さい。
09時の降水予測
18日の天気予報
【今日18日の気温】
日中の最高気温は北海道で平年を下回り、肌寒くなりますが、その他の地方は引き続き平年並(今頃)か平年より高く、特に関東の内陸では平年より10℃前後も高く、30℃位まで上がり、7月頃の夏のような季節外れの厳しい暑さになる所があるでしょう。まだ春ですが、激しい運動時など熱中症に注意して下さい。
18日の予想気温(最高/最低)
【今日18日の波高】
4時現在、ほぼ全国的に強風・波浪の注意報が発表され、新潟県・東北の全域・北海道南部・石狩後志地方で暴風警報が、神奈川県三浦・千葉県君津地方に波浪警報が発表されています。西日本では次第に風や波が収まって来ますが、その他の地方は「春の嵐」で、関東と東北の太平洋側は昼前まで、東北の日本海側と北海道は夕方頃まで、沿岸部を中心に最大風速20m/sを超える暴風の吹く所があり、波も高く大シケに警戒して下さい。
12時の予想波高分布
関東から北海道の太平洋沿岸と
東北の日本海沿岸で4m以上
トミーです。今日は西日本は回復して晴れますが、東日本から北日本では「春の嵐」で、特に関東南部では朝の通勤時間帯に風雨が最も強まり、交通機関が乱れる可能性があるので時間の余裕をもってお出かけ下さい。
昨日は長野(平年と同じ)・山形(同2日早い)からソメイヨシノ(桜)の満開、盛岡(同4日早い)・青森(同7日早い)からは開花の便りが届きました。東北でも全ての観測地点で、平年より早めに開花し、大型連休を待たずに、桜前線は津軽海峡を越えて北海道に上陸しそうです。