彗星といえば「ハレー彗星」が有名ですが、ハレー彗星の周期は約76年。一生のうちに2回見られるかどうか…という、ちょっと遠い目になってしまいそうな周期ですが、実は周期性が確認されている彗星はたくさんあります。現在のところ300以上もあるそれらの彗星のうち、ハレー彗星の次に周期性が確認されたのがこちら、エンケ彗星です。
エンケ彗星の周期は3.3年。なんとなく親近感がわく数字ですね!このエンケ彗星が、2月下旬~3月上旬にかけて明るくなり“双眼鏡で観察できそう”と予想されています。また、エンケ彗星は11月頃に活動するおうし座流星群の母天体とされています。
■エンケ彗星の見つけ方
18時30分頃の西の空。金星の下方、地表すれすれあたりにエンケ彗星の姿が見える予定です。かなり低い位置になりますので、できる限り見晴らしの良い場所で、双眼鏡を使って西の空を見てみてください。
2月下旬は28日が新月。その前後は月明かりもなく、星の観察にはとっても適している環境です。あとはお天気次第ですね。
(2017/02/25 12:00更新)
こんにちは。キヨです。
双眼鏡で彗星が確認できるとは知りませんでした!2月下旬~3月上旬、西の空を観察してみてはいかがでしょうか。観察するにもお天気が重要です。天気を事前にチェックして晴れて雲の少ない日を選びましょう、気になるお天気はライフレンジャーでチェックして見てください。