ライフレンジャーでは雪が多いこれからの季節に役立つ“雪レーダー”機能を1/17(火)にリリースしました。どんなときに役立つのか、その一部をお伝えします。
こんなときに便利!雪レーダーの使い方
■予報は『雨か雪』‥結局どっちが降るの!?
同じ場所でも雨の時間もあれば雪の時間もあるし、たった数km離れた場所では1日中雪だった、ということもしばしば。普段目にする天気予報のマークだけでは日々の予定を立てるのに困ることがありますね。そこでこの雪レーダーを使うとこれから降るのが雨なのか雪なのかが一目でわかります。
雨レーダでは何かが降っているが‥
雪レーダーでは雨と雪の違いがくっきり!
この例では同じ金沢市でも、海岸付近や海上では雨、陸地ではみぞれ、山沿いでは雪に変わっているところが多い、ということがわかります。
この雪レーダー、1km四方でのピンポイント予測をおこなっているため、自分が今いる場所だけでなく、勤務先や学校など自分が知りたい場所で、いつから雪が降るのかをすぐに確認することができます。雪に慣れていない地域で【本当に降るの?】というのを確認したいときに役立ちますし、雪の多い地域では雪かきや雪下ろしなどの予定を立てるのにも役立ちますね。
■雪質がわかるから便利
雪は大きく分けて、水分を多く含んだ【湿った雪】と、さらさらの【乾いた雪】の2種類があります。雪質によって発生する災害も異なるので、この差をあらかじめ知っておくことも非常に大切です。
たとえば強く湿った雪では、雪の重みでビニールハウスなどの農業用施設の倒壊などにつながることも
一方で、ウインタースポーツをされる方は、ゲレンデの積雪情報だけでなく、現地にどんな雪が降るのかをお出かけ前に知ることができます。昼間に雪レーダーで雪質を確認して、乾いた雪=パウダースノーを狙ってナイターに出るかどうかを決める!なんて便利な使い方もあるかもしれませんね。
■2つの予測時間を使い分ける
・詳しく見たい【1時間予測】では雪雲・雨雲の動きが5分ごとにわかります。市町村レベルのピンポイントで見るのにお勧めで、ちょっとしたお出かけにはこちらの予測が役立ちます。(初回レーダー起動時はこの1時間予測が表示されます)
・ざっくりとでもこの先の傾向を知りたい【6時間予測】では1時間ごとの予測が確認可能。『今は降っていないけどいつから降るのかな?』、『今降っている雪は夜まで降るのかな?』といった時にはこちらの予測を使いましょう。
1時間予測のイメージ
長野駅付近では雪雲は見られないが(画面右下)、数km北へ行くと雪雲の通り道に
レーダーの使い方‥こぼれ話
レーダーでは雨雲・雪雲が映っているけど何も降っていない!という経験をお持ちの方、もしかしたらいるのではないでしょうか。原因として、【レーダーと地形の関係】や、【予測ロジックの影響】、【地面すれすれの低い雲はレーダーには映りにくい】などさまざまな要因から、雪レーダーに限らず、雨レーダーの方でも実はこういった現象がまれに発生します。レーダーの情報はあくまでひとつの参考に、降水確率や注意報などの防災情報、さらには実際の空模様とあわせることで、より正確な情報を得ることができます。たくさんある情報を賢く使いこなせるようになりましょう!
(2017/01/17 12:00更新)
『あたしは雨か雪が降るでしょう~』といわれたら、どのように行動したらよいのか困ってしまう人もいるのではないでしょうか。
これからの季節、外出の際はこの雪レーダーを使えばこういった困りごとを解決する手助けになると思います。自分の生活に合った使い方をして、この冬を快適に乗り越えましょう!