【昨日22日の状況】
昨日は日本海低気圧の通過で暖かい南風の入った東海~関東と東北では日中の気温が上がり、春めいた陽気になりました。各地の最高気温は名古屋で11度5分(平年より2度7分高い)、東京で12度9分(同3度6分高い)、仙台で9度4分(同4度4分高い)でした。一方、沖縄~西日本と北陸、北海道では平年より1度~2度低く、真冬らしい寒さになりました。全国で最も気温が低かったのは北海道上川地方和寒の氷点下26度5分、最も高かったのは、沖縄県南大東島の21度2分でした。
【今日23日の天気】
今朝3時の気象衛星の雲画像を見ると、日本海と東シナ海には寒気に伴う筋状の雲が広がり、大陸の直ぐ沖から雲が発生し、西日本の太平洋側にも見られ、強い寒気が南下していることが分かります。
3時の気象衛星ひまわりの雲画像
今朝9時の予想天気図では北海道の東海上には発達中の低気圧があって、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になっています。縦縞の等圧線が何本も日本列島にかかり、冬型が強まっています。このため、日本海側では山陰から北海道では雪が降り、大雪に警戒して下さい。一方、太平洋側は冬晴れか雲の多い晴れですが、九州から近畿と東海や北海道でも雪の降る所があり、西日本の山間部では10センチ前後の雪が積もる恐れもあるので注意が必要です。4時現在、大雪警報が福井県嶺南地方と嶺北南部・奥越地域、長野県北部地方、釧路北部・中部地域、根室北部・中部地域に、暴風雪警報が北海道檜山南部・奥尻地域に発表中で、この他九州や日本海側の各地と太平洋側の一部でも大雪や風雪注意報が発表されています。今後、日本海側では暴風雪や大雪警報が発表される可能性があるので十分注意して下さい。
9時の予想天気図
23日の天気予報
【今日23日の気温】
日中の最高気温は全国的に昨日より下がり、特に昨日、春めいた陽気になった東海・関東と東北では3度~7度も下がり、四国や九州でも10度以下で厳しい寒さになる所が多い見込みです。
23日の予想気温(最高/最低)
【今日23日の波高】
4時現在、特に大シケのところはありませんが、北風が強まり、各地に強風や風雪・波浪の注意報が発表されているところが多く、日本海側や南西諸島、伊豆諸島を中心に波やウネリが高く、シケ模様になるので注意して下さい。
12時の予想波高分布
(3メートル以上の海域が多い)
(2017年1月23日 04:00更新)
トミーです。今日から明日にかけては先週と同じくらい強い寒波が襲来します。大雪や強風・高波に十分注意して下さい。また、冷たい北風も吹いて、体感的には一層寒く感じるので暖かい服装でお出かけ下さい。昨日は横浜からタンポポ、鹿児島からウメの開花の便りが届いています。トピック「九州の山地も積雪注意」参照。