秋晴れをもたらした高気圧が東北の東海上に抜け、代わって、西から気圧の谷が近づいて来ます。このため、今日は西から下り坂で、九州では雨の降り始めている所があり、中国や四国でも昼前後から雨が降り易くなる所が多い見込です。一方、鹿児島は曇りがちで、近畿は夜に入ってから雨が降り始め、東日本は日中、次第に曇って来ますが、沖縄と北日本は秋晴れの所が多いでしょう。
21時の予想天気図
(H:高気圧、L:低気圧、FOG:霧)
15時の予想天気分布
(水色:晴れ、灰色:曇り、緑・赤色:雨)
日中の気温は、西日本と東海~関東で、平年並の過ごし易い陽気が続くでしょう。その他の地方は気温が上がり、平年を上回る所が多く、沖縄では30度を超える真夏日になり、北陸では25度近くまで上がり、北海道でも20度前後で北日本では寒さが和らぎ、暖かい陽気になり、行楽・お出かけ日和になる見込です。
16日の予想気温
(2016年10月16日 9時更新)
トミーです。先週は急に気温が下がり一転、秋本番の気温になり、急に秋が深まった感じです。紅葉前線も関東北部の山々まで南下して来ています。これからの天気は秋らしく周期的に変わりますが、全国的には秋晴れの日が多くなる見込です。10月11日に気象庁から発表された、「エルニーニョ監視報告」によると、「ラニーニャ現象が発生しているとみられる」と発表されました。(ラニーニャ現象は南米ペルー沖の赤道付近の海面水温が6か月以上持続し、基準値に比べ0.5度以下になった場合に定義されます。)この冬(12月~2月)も続く確率が60%以上あるという予想です。ラニーニャ現象発生時の日本の天候の傾向は下記の通りで、気温は西・東日本で低めの傾向、降水量は、西・東・北日本の太平洋側で多くなる傾向です。全般に寒冬多雨の傾向でしょうか。
ラニーニャ発生時の平均気温の傾向
ラニーニャ発生時の降水量の傾向