今日は、大型で強い台風第25号が南西諸島周辺から東シナ海を北寄りに進むでしょう。台風に近い沖縄・奄美では大荒れの天気が続き、周辺海域では大しけ～猛烈なしけとなるでしょう。沿岸部では高波に、昼前にかけて大雨・暴風に警戒して下さい。また、西日本～東日本では台風の接近に伴い秋雨前線が北上するため雨や曇りのぐずついた天気が続くでしょう。特に九州と四国の太平洋側の地域では大雨や落雷・突風などの天気の急変に注意・警戒が必要です。東北地方でも南部から天気が下り坂で午後は一時雨の降る所があるでしょう。一方、北海道では秋晴れが続く見込みです。
10/5（金）09時の予想天気図
日中の気温は、全国的に平年並みか平年を上回る所が多いでしょう。北陸・東海から西では25℃以上まで上がる所が多く、九州や沖縄では30℃近い予想です。湿度が高く蒸し暑く感じられそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道はときおり薄雲が広がる程度で穏やかな晴れの一日となるでしょう。道南では夜から曇る所がありますが天気の崩れはなく、絶好の行楽日和となりそうです。東北は北部や日本海側でははじめ晴れ間が広がりますが、南部では天気が下り坂で太平洋側を中心に昼前後から時々弱い雨がぱらつく見込みです。
各地の天気と気温
北海道の内陸部では朝の冷え込みが厳しく旭川や北見では0℃近くまで下がる予想です。一方、日中の気温は、20℃以上となる所が多く過ごしやすい陽気となりそうです。青森では24℃まで上がる予想です。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
三重県南部では一日を通して雨となるでしょう。関東も昼過ぎにかけて雨となる所が多い見込みです。他は変わりやすい天気で、午前中を中心ににわか雨の降る所がありそうです。出勤時は急な雨に備え折り畳み傘があると安心です。午後は概ね曇りで北陸では晴れ間が広がるでしょう。
降水分布予想09時
日中の気温は、関東甲信ではほぼ平年並みの20℃台前半ですが、北陸と東海では25℃以上まで上がる所が多く9月中旬～下旬並みの陽気でしょう。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
九州と四国の太平洋側では一日を通して雨となるでしょう。大雨や土砂災害・低地の浸水・河川の増水などに警戒・注意して下さい。他は変わりやすい天気で、近畿や山陰では日差しの出る所もありますが、所々でにわか雨があるでしょう。傘の準備をお忘れなく。また、九州・四国の海岸平野部では東寄りの風が強く、東シナ海側では夕方から夜にかけ台風の暴風域に入る可能性がありますので猛烈な風に警戒して下さい。太平洋上ではうねりを伴いしける見込みです。沿岸部では高波に警戒・注意して下さい。
海上の風と波の予想09時
日中の最高気温は、25℃以上まで上がり蒸し暑いでしょう。九州の東シナ海側では29℃前後まで上がる予想です。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
台風の影響で大荒れの天気が続くでしょう。海上は大しけ～猛烈なしけが続きますので、うねりを伴った高波に厳重に警戒して下さい。越波のおそれがありますので、海岸には不用意に近づかないようにしましょう。また、大東島地方をのぞき、特に昼前にかけては暴風や大雨、それに伴う土砂災害・低地の浸水・河川の洪水に警戒・注意が必要です。自治体の避難情報などを確認し、適切な行動がとれるようにしましょう。
衛星雲画像03時
日中の最高気温は、28℃～29℃の所が多く、南大東では30℃の予想です。
（むらさめ）
