今日は、日本海に中心を持つ高気圧が日本付近を覆いますが、大型で非常に強い台風第24号が南西諸島に近づくでしょう。西日本から東日本にかけては晴れる所が多くなりますが、九州や四国では天気が下り坂で、夕方以降に雨が降り出す見込みです。また、北日本は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく雨や雷雨となる所がありそうです。奄美・沖縄地方では、風雨が強まり今夜から台風の暴風域に入るおそれがあります。大雨やうねりを伴った高波にも厳重な警戒が必要です。
9/28(金)09時の予想天気図
日中の気温は、西日本と東日本ではほぼ平年並みで、関東から九州にかけては、各地で25℃を上回り汗ばむ陽気となり、沖縄では30℃位まで上がりかなり蒸し暑くなるでしょう。一方、北日本では平年以下の所が多く、北海道では10月上旬~中旬並みで各地で20℃を下回り、外出時には上着が必要になりそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道は雲が広がりやすく、昼前から夕方にかけて日本海側や内陸部を中心に所々でにわか雨や雷雨があるでしょう。落雷や突風など天気の急変にご注意ください。東北も変わりやすい天気で、晴れ間もありますが北部を中心に時折雨が降りそうです。外出時には、急な雨に備え折り畳み傘があると安心です。
各地の天気と気温
日中の気温は、北海道では各地で20℃を下回りオホーツク海沿岸や道東では15~16℃位までしか上がらず肌寒いでしょう。東北では20℃前後の所が多くなりますが、福島では25℃まで上がる予想です。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
北陸でははじめ雲が多く朝のうちまで雨の所がありますが、日中は日差しが戻るでしょう。関東甲信・東海では日中を通して久しぶりの青空が広がる見込みです。
衛星画像03時
日中は、甲信地方の山間部を除き25℃以上まで気温が上がるでしょう。東海地方では内陸部を中心に30℃近くまで上がる所もあり洗濯日和となりそうです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
各地とも日中にかけては概ね晴れますが、南海上の秋雨前線が次第に北上しながら活発化するため九州と四国では天気が下り坂で、夕方から夜にかけて次第に雨が降り出すでしょう。
降水分布予想18時
日中の最高気温は、日本海側の一部をのぞき25℃以上まで上がり、汗ばむ陽気となるでしょう。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
台風第24号の接近により、大荒れの天気となるでしょう。風雨が強まり、沖縄地方では夜には暴風雨となるおそれがあります。大雨やそれに伴う土砂災害・河川の増水・低地の浸水に注意・警戒して下さい。海上はうねりを伴い大しけ~猛烈なしけになり、海岸部では越波のおそれがありますので、不用意に近づかないようにしましょう。
海上の風と波の予想09時
日中の最高気温は、29~30℃位で湿度が高く蒸し暑いでしょう。
(むらさめ)