全国的に雨が降りやすく、傘の出番となりそうです。きょうの日中、台風第5号が伊豆諸島付近を通過し東北から関東・東海の太平洋側や伊豆諸島ではまとまった雨が降るでしょう。土砂災害や低地の浸水に警戒が必要です。特に、関東・東海では未明から雷を伴った激しい雨が降り、朝の通勤や通学時間と重なるでしょう。最新の気象情報や交通情報を確認してください。西日本や沖縄・奄美も雨が降りやすく、ところにより雷雨となる見込みです。伊豆諸島や小笠原諸島の周辺海域は大しけと強風に警戒が必要です。
予想天気図（6月11日9時）
きょうの全国の天気と気温
東日本と西日本の雨雲の予想（6月11日12時）
最高気温は、北日本は5月並みのところが多く少し肌寒いでしょう。西日本は夏日のところが多くなる見込みです。沖縄・奄美は30℃前後まで上がり蒸し暑さが続くでしょう。こまめな水分補給や休憩などの熱中症対策に気を付けてください。
■各地の天気のポイント
【北日本】(北海道・東北)
北海道は全般に雲が多く、道南では日中は雨が降るでしょう。その他は夜に雨が降る見込みです。東北地方は台風や梅雨前線の北上に伴い、太平洋側では昼頃から雨が強まり沿岸や海上はうねりを伴って波が高くなる見込みです。お出かけの際は、最新の気象情報をご確認ください。また、船舶は高波ご注意ください。
きょうの北海道の天気と気温
きょうの東北地方の天気と気温
日中の最高気温は、北海道ではきのうより3℃ほど上がるところが多いですが、朝晩と日中との気温差が大きくなります。着るもので上手に調整してください。東北地方は5月並みの気温となるところが多く、上着があるとよさそうです。
【東日本】(関東・東海・北陸・島しょ部)
北陸は湿った空気の影響で雲が多く雨が降りやすいでしょう。台風第5号と梅雨前線の影響で、太平洋側を中心に未明から夕方頃にかけて雷を伴った激しい雨が降り、朝の通勤や通学時間と重なる見込みです。お出かけの際は、最新の気象情報や交通情報もご確認のうえ、丈夫な傘やレインコート、雨靴をご利用ください。特に、伊豆諸島や関東・東海ではまとまった雨となる恐れがあります。落雷や突風の注意に加え、土砂災害や低地の浸水に警戒が必要です。伊豆諸島や小笠原諸島の周辺海域は大しけや強風となり、関東・東海の沿岸は波が高くうねりを伴うでしょう。船舶は注意・警戒してください。
きょうの関東地方の天気と気温
きょうの東海地方の天気と気温
6月11日12時の波と風の予想
日中の最高気温は、太平洋側ではきのうより2℃ほど高くなるところが多く、東海や北陸・甲信は夏日となるでしょう。各地で蒸し暑さが続きます。こまめな水分補給など熱中症対策を忘れないように。
【西日本】(近畿・中国・四国・九州)
湿った空気や気圧の谷の影響で、西日本は雨が降りやすく傘が手放せない一日となりそうです。特に、九州や四国と近畿南部ではところにより雷雨となるでしょう。落雷や突風に気を付けてください。太平洋側の沿岸や海上では台風第5号に伴う強風や高波とうねりに注意してください。
きょうの近畿地方の天気と気温
きょうの九州地方の天気と気温
日中の最高気温は、西日本ではきのうと同じように夏日のところが多いでしょう。湿度も高く蒸し暑さが続きます。こまめな水分補給や休憩など熱中症対策をしてください、
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
湿った空気や気圧の谷の影響で、雲が広がり雨や雷雨となるでしょう。石垣島や宮古島では、ところにより雷を伴って激しく降る見込みです。落雷や突風、急な強い雨にご注意ください。周辺海域や沿岸は、台風第5号の影響で波が高くうねりを伴うでしょう。船舶や海のレジャーは注意が必要です。
きょうの沖縄・奄美の天気と気温
日中の最高気温は、沖縄・奄美はきのうと同じように30℃前後まで上がり熱帯夜も続きます。こまめな水分補給や休憩、エアコンの利用など熱中症対策をしてください。
（ビエント）
