今日の日本付近は帯状にのびる高気圧に緩やかに覆われますが、北日本には気圧の谷が近づくでしょう。このため、日中にかけては穏やかに晴れる所が多くなりますが、北日本では夕方から雲が広がりやすくなり、日本海側では一時雨の降る所がありそうです。また、南西諸島では北東の湿った空気が流れ込み、雲が広がりやすいでしょう。
4/19（木）09時の予想天気図
日中は西日本から東日本にかけては20℃～25℃位まで気温が上がり、５月上旬～中旬並みの初夏の陽気の所が多いでしょう。北日本は沿岸部では肌寒さが残る所がありますが、内陸部では最高気温は20℃前後となり、暖かく過ごしやすいでしょう。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道は、道北の一部で雲が広がりやすい他は昼過ぎにかけて青空が広がる所が多いでしょう。ただ、夕方以降は雲が広がりやすくなり、日本海側を中心ににわか雨の所がありそうです。お出かけの方は急な雨に備え傘があると安心です。東北も概ね晴れますが、日本海側では朝晩を中心に雲が広がりやすいでしょう。
各地の天気と気温
北海道の内陸部では日中は20℃前後まで気温が上がり、穏やかな陽気となるでしょう。一方、オホーツク海沿岸と道東の太平洋側では、最高気温は10℃未満でほぼ平年並みの肌寒さとなりそうです。外出の際は厚手の上着をお忘れなく。東北は、北部では15℃～19℃、南部では19℃以上まで気温が上がり、福島では25℃と汗ばむ陽気となるでしょう。現在、広い範囲になだれ注意報が発表されています。山間部の多雪地域では融雪による雪崩に十分注意して下さい。
【東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
各地とも風弱く穏やかに晴れる所が多いですが、関東南部や山梨、静岡等では朝のうちまで曇る所があるでしょう。また、新潟県の下越でも朝晩雲が広がりやすいでしょう。ただ、雨の心配はあまりしなくてよさそうです。なお、日中は関東南部の沿岸部をのぞき花粉の飛散が非常に多い予想となっています。花粉に敏感な方はマスクや加湿器など花粉対策をお忘れなく。
花粉飛散予想12時
日中の気温は各地とも20℃を上回り、甲信や岐阜県など内陸部では昨日よりかなり高く、最高気温が25℃以上の夏日の所もありそうです。気温の変化が大きくなりますので体調管理にはお気を付け下さい。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
各地ともよく晴れて、日中はすっきりとした青空が広がるでしょう。空気も乾き、絶好の洗濯日和となりそうです。
03時の衛星画像
日中の気温は、各地とも21℃以上まで上がり、過ごしやすい春の陽気となるでしょう。京都では25℃の夏日となりそうです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
北東の湿った風の影響で曇りの所が多いでしょう。ただ、天気の大きな崩れはなく沖縄本島地方では日中を中心に日の射す時間帯もありそうです。
各地の天気と気温
気温は日中25℃前後まで上がり、ほぼ平年並みの見込みです。
（むらさめ）
