【1/11 朝イチ!】全国的に強い冬型が続き、日本海側は暴風雪・大雪・高波に警戒、西日本は平野部でも積雪

きょうは、全国的に、西高東低の強い冬型の気圧配置が続きます。北海道は低気圧の影響で暴風雪・大雪・高波の恐れがあります。東北地方と北陸は大雪・高波、西日本は大雪の恐れがあります。日本近海は、波が高くうねりを伴ってしけが続くでしょう。沖縄・奄美は、寒気の影響で雨が降り、海は波が高くしける見込みです。

 

予想天気図(1月11日9時)

 

日中の最高気温は、北海道は今頃から1月下旬並み、東北地方は平年より2℃~3℃ほど低いでしょう。東日本では、関東・北陸・東海・甲信では平年より1℃から5度低く、西日本と沖縄・奄美は平年より5℃~8℃低く、真冬の寒さが続きます。北海道は真冬日のところが多く-6℃~2℃、東北はきのうより2℃ほど低いところが多く0℃~5℃、北陸は3℃~5℃、関東・東海は5℃から9℃、近畿・中国・四国・九州は平年より大幅に低く2℃~7℃の見込みです。沖縄・奄美も平年より大幅に低く、12℃~17℃でしょう。

きょうの全国の天気と気温

1月11日12時の風と波の予想

 

各地の天気のポイント

】(北海道・東北)

北海道の日本海側は低気圧の影響を受けるため、暴風雪・大雪・高波に警戒が必要ですオホーツク海側は雲が多く雪が降り、道東は晴れ間が出るでしょう。東北地方は、日本海側では大雪や高波に警戒が必要です。太平洋側は雲が多く雪が降るでしょう。北海道では、車の運転など、交通機関は吹雪や吹き溜まりに気を付けてください。また、なだれ・風雪・着雪・落雷・突風・高波に注意が必要です。オホーツク海側と道東の沿岸では高波とうねりに注意が必要です。東北の日本海側は、大雪・雪崩・風雪・着雪・落雷・突風に注意してください。

きょうの北海道の天気と気温

 

きょうの東北地方の天気と気温

 

北日本の雨雲や雪雲の予想(1月11日12時)

 

日中の最高気温は、北海道では、内陸を中心に真冬日のところが多く、-6℃~2℃(札幌-1℃、稚内-3℃、旭川-6℃、網走-3℃、釧路0℃、帯広-3℃、函館2℃)で、今頃から1月下旬並みです。東北地方は、きのうより2℃ほど低いところが多く、0℃~5℃(仙台5℃、青森1℃、盛岡0℃、秋田1℃、山形2℃、福島4℃)で、真冬の寒さが続きます。ダウン・帽子・手袋・マフラーなどの防寒対策が必要です。

 

東日本】(北陸・東海・関東・島しょ部)
北陸は活発な雪雲が入る見込みです。大雪と高波に警戒してください関東・東海・伊豆諸島北部は、冬晴れのところが多いでしょう関東北部の山沿いでは、雪が降り、伊豆諸島南部と小笠原諸島は、雲が多く雨が降るでしょう。北陸では落雷・突風、長野県北部や関東北部では雪崩に注意が必要です。関東・東海の沿岸や伊豆諸島の近海ではしけが続くため、強風と高波に注意してください。

きょうの北陸地方の天気と気温

 

東日本の雨雲や雪雲の予想(1月11日12時)

 

日中の最高気温は、平年より低いところが多く、真冬の寒さが続きます。北陸では3℃~5℃(新潟5℃、長野3℃、金沢3℃)、関東は1月下旬並みで9℃(東京9℃、千葉9℃、横浜9℃、前橋9℃)、東海は平年より3℃ほど低く5℃~9℃(名古屋6℃、静岡9℃、岐阜5℃)です。外出の際は、暖かくしてお出かけください。

 

西日本(近畿・中国・四国・九州)
西日本では、強い寒気の影響により、広い範囲で積雪の恐れがあります。山陰や、東シナ海から活発な雪雲が入る九州では大雪に警戒してください。近畿北部・山陽では雪、四国は雪や雨が降るでしょう。九州北部は雪、九州南部は雨や雪が降る見込みです。山沿いや平野部では、車の運転など交通機関は道路の凍結に気を付けてください。また、山陰と九州では、風雪・落雷・突風・着雪、山陰の山沿いでは雪崩、西日本の周辺海域では、強風と高波に注意してください。

 

きょうの中国地方の天気と気温

 

きょうの九州地方の天気と気温

 

西日本の雨雲や雪雲の予想(1月11日12時)

日中の最高気温は、近畿・中国・四国では、2℃~7℃(大阪5℃、京都4℃、神戸4℃、松江2℃、広島3℃、高松5℃、高知7℃)で、平年より5℃から7℃低く、九州は、3℃~5℃(福岡3℃・長崎4℃、熊本3℃・大分4℃・鹿児島5℃)です。平年より大幅に低く、真冬の寒さとなる見込みです。外出の際は、暖かくしてお出かけください。

 

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
沖縄・奄美は寒気の影響で雲が多く、雨が降りますが、八重山地方は、雲の合間から陽が射すでしょう。また、沖縄・奄美の周辺海域では波が高く、沿岸や海上は注意が必要です。日中の最高気温は、平年より大幅に低く、12℃から17℃(奄美12℃、那覇14℃、石垣島15℃、南大東島17℃)で、寒さが続くでしょう。

きょうの沖縄・奄美の天気と気温

 

今日のヒトコト:今シーズン最強の寒気
日本付近は、今シーズン最強の寒気が流れ込んでいます。きょうは、北海道は低気圧の影響により、暴風雪・大雪・高波への警戒してください。東北北部から北陸・山陰・九州にかけて寒気の影響により、北陸では大雪・高波、山陰や九州では大雪への警戒が必要です。今週は寒さが続きます。また、インフルエンザが流行しています。受験生は、体調管理にご注意ください。けさの雲画像では、日本周辺は寒気に伴う雲が発生しています。北海道の西海上には渦状の雲域、東北地方には活発な雪雲があります。九州には東シナ海から活発な雪雲が入っています。関東南部と東海は晴天域ですが、寒気の伴う筋状の雲が伊豆諸島にかかっています。沖縄・奄美は寒気に伴う下層雲に覆われています。これら雲域と晴天域がきょうの天気の主役です。

気象衛星の雲画像(1月11日3時)

 


ビエントです。きのうは、那覇から「ひかんざくら」の開花の便りが届きました。桜は5月には北海道で開花、長い旅です。また、水戸から「つばき」の開花、宮崎から初雪、鹿児島から初雪と桜島の初冠雪の便りが届いています。正月、都内の道端で3㎝ほどの黄色い花を見つけました。周囲はスイセンの葉ですが、この花はオニノゲシに似ています。

 

東京都(1月2日)

 

(2018/1/11 04:30更新)