週末ですが、沖縄県八重山と北海道北部で秋晴れになる他は、あいにく、曇りや雨の所が多く、特に太平洋側で雨が降り易いでしょう。また、超大型で非常に強い台風21号の接近に伴い、沖縄県や奄美諸島では既に強風圏に入っており、本島・南大東島・奄美諸島では次第に大荒になるので厳重に警戒して下さい。
予想天気図
台風21号の影響で、海上は太平洋側を中心に波やウネリが高まっています。今後、台風の接近に伴い更に高まり、沖縄・奄美諸島近海は大シケから猛烈なシケになるので厳重に警戒して下さい。
12時の波浪予想
日中の最高気温は、沖縄・奄美では30℃以下で厳しい暑さが収まるでしょう。西日本から東海・関東甲信では引き続き11月並の17℃~20℃前後で、肌寒さが続く見込みです。北日本は今頃(平年)か10月中旬の15℃~19℃で寒さが少し和らぐでしょう。
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道は北部やオホーツク海側では秋晴れになり、行楽日和でしょう。この他の地方は曇りがちですが、東北は太平洋側を中心に朝晩を中心に小雨が降り易いので注意して下さい。
12時の予想天気分布
日中の最高気温は、今頃~10月中旬の頃で寒さが少し和らぐ(釧路13℃、札幌・旭川・盛岡16℃、仙台・福島18℃、青森・秋田19℃)所が多いでしょう。
【西日本・東日本】(九州~関東甲信)
すでに九州から関東の太平洋側では雨が降り始めています。日本海側は夕方まで曇りがちですが、太平洋側は秋雨前線の影響で一日雨が降り易い見込みです。
9時の降水予測
夜には日本海側でも雨が降り易くなり、四国や近畿・東海の太平洋側では雨脚が強まる所もあるので注意して下さい。
21時の降水予測
日中の最高気温も、一部で今頃の陽気(長野17℃、金沢20℃、新潟21℃、長崎22℃、鹿児島25℃)の所もありますが、10月下旬~11月並(広島16℃、東京・大阪・前橋・甲府17℃、名古屋・京都・福岡18℃、高知・熊本21℃)の肌寒さの所が多く、朝晩は暖房が欲しい位で、日中でもジャケットやコートなど暖かい服装でお出かけ下さい。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
八重山で午後、晴れ間が出る他は、台風21号の影響で、一日雨で、午後~夜は激しく降り、大雨になる恐れがあるので警戒して下さい。
12時の予想天気分布
また、台風は明日の未明には南大東島近海を通過する見込みです。このため、夕方から大東島や本島、奄美諸島では暴風域に入り、暴風や高波にも厳重に警戒して下さい。
21時の降水予測
日中の最高気温は、やっと30℃を下回り10月中旬~11月上旬の頃(名瀬・石垣島27℃、那覇28℃、南大東島29℃)の陽気になる見込です。
■今日のヒトコト
週末ですが、あいにく、秋雨前線や台風21号の影響で、曇りや雨の所が多く、特に九州から東北の太平洋側では雨が降り易いでしょう。また、台風が接近する、沖縄や奄美諸島では今夜から大荒になるので厳重に警戒して下さい。
沖縄では今日はやっと30℃以下になり「真夏日」から解放されそうです。那覇では9月19日~昨日10月20日まで32日間連続の真夏日でした。
トミーです。台風21号は超大型で非常に強い台風に発達し、南方海上を北上しています。3時の進路予報では、強い勢力を保って、23日朝に東海地方を中心に上陸する恐れがあります。その後、午前中、関東付近を通過し、午後には東北の太平洋側に抜け、24日未明までに北海道の東海上で温帯低気圧に変わる見込みです。このため、22日夜~24日朝にかけ近畿・東海・関東と東北・北海道の太平洋側では大荒れになり、暴風・大雨・高波・高潮などに十分警戒して、早目に台風対策をすることをお勧めします。
台風21号:21日3時の進路予報
昨日は帯広から平年より2日遅く、オオモミジの紅葉、網走からは平年より5日早く初霜、7日早く初氷の便りが届いています。