【8/4 朝イチ!】 強い台風5号の接近で、奄美地方は午後は暴風域に入る見込みなので厳重に警戒!

強い台風5号は、四国の南海上を西よりに進み、今後も勢力を維持したまま西進し、奄美地方では昼頃から、九州南部でも夜には、風速25m以上の暴風域に入る恐れがあるので、厳重に警戒して下さい。九州から四国と関東から北海道の太平洋側で曇りや雨の他は、日本海側を中心に晴れる所が多いでしょう。
日中の最高気温は、西日本と北陸で厳しい暑さが続き、西日本では35℃を超える猛暑になる所が多く、引き続き「熱中症」に十分注意してお過ごし下さい。東・北日本は今頃(平年並)か7月中旬の頃で、真夏の時期としては、しのぎ易い陽気の所が多い見込みです。

予想天気図

強い台風5号の影響で、沖縄と九州から関東の太平洋沿岸には、土用波(高いウネリ)が打ち寄せ、特に奄美地方や種子島・屋久島では午後に入ると10m近い猛烈なシケになるので、厳重に警戒し、沖縄と九州から四国の太平洋沿岸は4mを超えるシケになるので警戒して下さい。近畿から関東の沿岸でも高波が続くので、海水浴など海のレジャーにお出かけの方は、十分注意して下さい。

12時の予想波高

奄美・種子島・屋久島 午後は8m以上

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
今日は太平洋側には湿った空気が流れ込むため、曇り空が続きますが、日本海側は広い範囲で晴れる所が多いでしょう。

12時の紫外線予測

日中の最高気温は、今頃の真夏らしい暑さ(札幌26℃、旭川28℃、釧路20℃、青森28℃)の所が多いですが、北海道のオホーツク海側や東北の太平洋沿岸は6月後半~7月下旬の頃(網走18℃、室蘭21℃、仙台25℃)で、真夏としてはしのぎ易い陽気でしょう。日本海側を中心に今日も「紫外線対策」をしてお出かけ下さい。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
今日は三重県と伊豆諸島で、台風5号からの湿った空気の影響を受けるため、雨か雷雨が降り易く、その他の東海・関東・甲信でも曇り空が続き、一部で弱い雨の降る所もあるので、お出かけの際には折り畳みの傘があると安心です。一方、北陸では安定した夏空が広がる見込みです。午前4時現在、三重県伊勢志摩に波浪警報が発表されています。

日中の最高気温は三重県と関東北部で7月上旬から中旬頃(津・宇都宮29℃、前橋28℃)と真夏としてはしのぎ易い陽気ですが、その他の地方は今頃(平年並)まで上がり、(名古屋33℃、静岡・松本31℃、千葉30℃)と暑さのぶり返す所が多いので、「暑さ対策」をしてお出かけ下さい。一方、北陸は厳しい暑さ(福井35℃、金沢・敦賀34℃、新潟・富山33℃)になる所が多いので、今日は「熱中症と紫外線対策」をしてお出かけ下さい。

西日本(九州・中国・四国・近畿)
強い台風5号から湿った空気が流れ込むため、九州南部と四国南部・紀伊半島南部では雨か雷雨が降り易く、四国南部(高知県)では激しく降る所も出て来るので注意して下さい。その他の地方は安定した夏空が広がるでしょう。午前4時現在、鹿児島県大隅地方と種子島・屋久島・高知県全域に波浪警報が発表されています。

15時の降水予測

日中の最高気温は、宮崎県で7月初め~中頃(宮崎30℃)の他は猛暑や厳しい暑さ(佐賀・山口37℃、福岡・長崎・大阪36℃、日田・岡山・高松・和歌山35℃)になるので、「暑さと紫外線対策」をして、引き続き「熱中症」に十分注意してお過ごし下さい。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
先島諸島で夏空が広がる他は、強い台風5号の接近で、次第に風雨が強まり、特に奄美地方では午後は風速25m以上の暴風域に入り、今夜は猛烈な風の吹く恐れがあるので、厳重に警戒して下さい。また、台風5号は勢力を維持したまま奄美地方に接近し、動きも遅いので、長い時間暴風域に入る恐れがあり、大きな災害の起こる可能性が高いので、不要不急の外出は控え、避難が必要な方は、午前中のうちに頑丈な建物などに避難して下さい。午前4時現在、奄美地方に波浪警報が発表されています。

18時の降水予測

日中の最高気温は、今頃か今頃より少し高い(那覇・名瀬33℃、石垣島・南大東島32℃)所が多いでしょう。

今日のヒトコト
昨日も、九州で35℃を超える猛暑になった地点が31ヶ所あり、最も高かった地点は福岡県前原の37.4℃で、体温を上回る猛暑になりました。昨日、気象庁から発表された1か月予報でも、全国的に厳しい暑さになる所が多く、特に南西諸島・西日本・北陸・東北の日本海側では高い確率が70%~80%と厳しい暑さが予想されています。少なくとも今月いっぱいは熱中症にかからないように十分注意して下さい。

1か月予報(8月5日~9月4日)平均気温分布

(気象庁参照)



ケイです。強い台風5号は、強い勢力を保ったまま西よりに進み、5日午前中に奄美地方近海を通り、6日夜には九州南部に接近、上陸の恐れがあります。台風の動きが遅いため、進路に当たる地方では、長い時間、暴風や大雨・高波・高潮の影響を受ける可能性があり、台風の襲来に備え十分警戒して下さい。「台風5号 あすから九州南部・奄美・沖縄は厳重警戒」参照。

3時発表の台風5号の進路予想

昨日は鹿児島からヤマハギ、仙台からサルスベリの開花、静岡からツクツクホウシ、福井と山形からはエンマコオロギの初鳴の便りが届いています。