【8/2 朝イチ!】北陸・東北「梅雨明け」?西日本・猛暑続く

関東で曇りがちになる他は、晴れる所が多く、北陸と東北南部・北部では「梅雨明け」する可能性があります。今日は伊豆諸島で雨か雷雨が降り易い他は、雨や雷雨の所は少ないでしょう。
日中の最高気温は、沖縄から西日本で厳しい暑さになり、特に西日本は35℃を超える猛暑日が続き、「熱中症」に十分注意してお過ごし下さい。東・北日本は今頃(平年並)か7月中旬の頃で、真夏としてはしのぎ易い陽気になる見込みです。

予想天気図

動きの遅い非常に強い台風5号の影響で、土用波(高いウネリ)が沖縄・奄美から東北南部の太平洋沿岸に打ち寄せています。海水浴など海のレジャーにお出かけの方は高波に十分注意して下さい。

12時の予想波高

沖縄~東北南部の太平洋沿岸は2m以上

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
北海道は雲が多いですが、日中は晴れる所が多いでしょう。一方、東北は北部で晴れて、南部でも晴れ間が出て、いよいよ「梅雨明け」(平年南部7月25日頃、北部28日頃)する可能性があります。

12時の紫外線予測

日中の最高気温は、今頃の真夏らしい暑さ(札幌27℃、旭川27℃、釧路20℃、盛岡29℃、秋田30℃)の所が多いですが、東北南部や太平洋沿岸は7月上旬~中旬の頃(網走19℃、宮古22℃、仙台25℃、福島27℃、山形29℃)で、しのぎ易い陽気でしょう。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
北陸は晴れる所が多く、「梅雨明け」(平年7月24日頃)の可能性があります。一方、関東は今日も曇りがちですが、大気が次第に安定して来ているため、伊豆諸島で午前中、雨が降る他は昨日のような激しい雨の降る所はなく、一部で小雨が降る程度です。念のため、傘を持つと安心でしょう。東海や甲信では曇りや雲の多い晴れの所が多い見込です。

9時の降水予測

15時の降水予測

日中の最高気温は、関東で6月末~7月上旬の頃(東京28℃、橫浜・前橋・さいたま27℃)で、しのぎ易い陽気になる他は、今頃の真夏らしい暑さ(名古屋33℃、甲府・福井32℃、長野・金沢31℃、新潟30℃)になる所が多いでしょう。なお、八丈島・父島は29℃で今頃の蒸し暑さが続く見込みです。

西日本(九州・中国・四国・近畿)
晴れて夏空の広がる所が多く、夕立も四国や近畿の山沿いの一部に限られるでしょう。

12時の紫外線予測

日中の最高気温は、今日も厳しい暑さ(福岡・大分・宮崎34℃)が続き、35℃を超える猛暑日(大阪・京都・広島・高知・松山・長崎35℃、熊本・鹿児島・日田36℃、佐賀37℃)の所も多く、引き続き「熱中症」に十分注意してお過ごし下さい。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
晴れて、夏空が広がるでしょう。

日中の最高気温は、厳しい暑さ(名瀬・那覇34℃、石垣島・南大東島33℃)が続くでしょう。「暑さと紫外線対策」をしっかりしてお出かけ下さい。

今日のヒトコト
昨日は関東南部で大気の状態が不安定になり、特に神奈川県では午後、数時間で100mm前後(相模原中央、三浦で101mm、海老名96.5mm、藤沢市辻堂84.0mmなど)の激しい雨が降り、一時橫浜・川崎・三浦市には土砂災害警戒情報も発表され、一部で浸水し、交通機関などに影響がでました。関東は今日もやや不安定で曇りがちですが、昨日のような激しい雨の降る心配は少ない見込です。

盛夏の時期で、西日本は猛暑が続いていますが、東・北日本は暑さが長続きせず、今日も冷たい空気を持った北方のオホーツク海高気圧の影響を受け、気温が上がらず、この時期としては、しのぎ易い陽気になる所が多い見込です。



トミーです。非常に強い台風5号は、発生から今日で13日目なり長寿の台風(過去の最多は19日間)で、太平洋沿岸には土用波(高いウネリ)が入って来ています。周期の長い(10秒以上)ウネリは、見た目に小さくても、数時間に1回は2倍位の高さの大波が含まれるので注意が必要です。また、迷走していましたが、やっと北西に動き始め、今後、強い勢力を保って沖縄本島~九州に向かう予想です。台風の襲来に備え十分注意して下さい。「台風5号 週末に沖縄・九州接近のおそれ」参照。

5時の気象衛星ひまわり雲画像

台風5号は大きな眼が見えます

昨日は下関・新潟からサルスベリの開花、熊本・大分・京都からはヒグラシの初鳴の便りが届いています。