今日も沖縄・奄美は梅雨の晴れ間で、九州から東北地方にかけて、晴れる所が多く、強い日差しが照りつけて、昨日ほどではありませんが、今日も初夏~7月並の厳しい暑さの続く所が多いでしょう。「暑さと紫外線対策」をしてお出かけ下さい。
【昨日22日の一番】
昨日も九州〜東北の広い範囲で7月並、関東から東北南部の内陸は真夏の頃の厳しい暑さになった所が多く、群馬県館林で34.2℃、福島県石川で34.0℃まで上がり、猛暑日一歩手前の猛烈な暑さになりました。最高気温が30℃を超える「真夏日」の地点は128か所あり、土曜日(165か所)や日曜日(187か所)よりは少なくなりましたが広い範囲で厳しい暑さが続き、東北の10地点で5月として観測以来の高温の記録を更新しました。この暑さで青森市酸ヶ湯の積雪が0cmになり、昨年10月31日以来、6か月と23日振りに積雪なしで、積雪を観測している地点はなくなりました(昨年2016年は5月14日に0cmなっています)。また、富士山頂の日最高気温は5.6℃で、今年一番高い気温でした。
【今日23日の天気】
9時の予想天気図では、日本海と日本の南海上の低気圧は北東に進むでしょう。一方、本州の東方海上に中心を持つ高気圧から西に張り出す気圧の峰が、九州から東北地方を覆う見込みです。
9時の予想天気図
このため、低気圧が近づく北海道で曇りがちで、北部では雨が降り易くなり、小笠原諸島も昼頃まで雨や雷雨が降るでしょう。一方、沖縄・奄美は梅雨の晴れ間で、九州から東北の広い範囲で、今日も晴れる所が多く、日中は強い日差しが照りつけ、紫外線も強まるので注意して下さい。
23日の天気予報
【今日23日の最高気温】
昨日までのような厳しい暑さになる所は少なくなりますが、九州から東北では、初夏~7月並の暑さの所が多く、中でも関東・東北南部を中心に、30℃を少し超える「真夏日」になる所があるので、特に運動時などは「熱中症」には引き続き注意して下さい。また、その他の地方も「暑さ対策」をしてお出かけ下さい。沖縄と北海道は今頃(平年並)の陽気になる所が多い見込みです。
23日の予想気温(最高/最低)
関東・東北南部の内陸では真夏日の所も
4時現在、岩手県内陸と北海道根室(羅臼)・網走(斜里)地方に、引き続きナダレ注意報が発表されています。
【今日23日の波高】
4時現在、沖縄本島と奄美(十島村を除く)地方の沿岸に波浪注意報が発表されています。奄美は朝に、沖縄本島は昼頃には波やウネリが収まって来ますが、小笠原諸島では次第に波が高まるので注意して下さい。その他の海域は波高1.5m程度で、日本海側を中心に穏やかな状態が続く見込みです。
15時の予想波高分布
小笠原諸島で2m以上
ケイです。先週土曜日から昨日にかけて九州〜北海道の広い範囲で真夏のような厳しい暑さになった所が多く、日曜日がピークで群馬県館林では35.3℃と今年初めて「猛暑日」を観測しました。5月の過去の最高気温を調べて見ると「猛暑日」の観測は全国で多数ありますが、一番高い気温として1993年5月13日に埼玉県秩父で37.2℃、東京都八王子で37.1℃の記録があります。ただ、この年の夏は記録的な冷夏になり、深刻な米不足になりました。明日24日は6月~8月の3か月予報が発表され、今年の夏の傾向が分かりそうです。
昨日は室蘭・網走からヤマツツジの開花、大分からホタル、広島からシオカラトンボ、仙台からキアゲハ(蝶)の初見、宇都宮からはカッコウの初鳴の便りが届きました。