8月のスタートは夏の太平洋高気圧がパワー不足… 寒気のいたずらや湿った空気の流れ込みで不安定な天気となり、北海道の内陸部では2日続けて猛烈な雨となりました。
関東の南東海上には上空6,000mに-6℃の寒気を伴った「寒冷渦」という渦巻きがあって、これが低気圧となって関東地方に近づく見込みです。
関東南部では未明から局地的に激しい雨となっています。不安定はきょうがピークで、今夜にかけては関東甲信地方~東北南部を中心に断続的に発達した雨雲がかかり「ゲリラ豪雨多発」の状況となります。目まぐるしく天気が変わり、突然ザーッと、時折ゴォーッと激しい雨が何回も降る見込みです。中小河川の氾濫や低地の浸水、落雷などに警戒してください。北海道は昨日に比べると天気は安定してくるでしょう。
あす以降は不安定な状態は少しずつ解消し、水曜日以降は夏の高気圧のパワーが復活、東日本も夏空が戻ってくるでしょう。
西日本は引き続きカンカン照りの夏空と猛暑が続きますので熱中症に警戒してください。
(東日本も湿度が高く非常に蒸し暑いので熱中症に油断できません)
(2016年8月2日 00:00更新)
がんちゃんです。
関東や東北は梅雨明けしたてというのに、何だか夏空が安定せず落ち着きません。本来であれば、「梅雨明け10日」といって、安定した夏晴れが続くことが多いのですが… 寒冷渦は雷雲を大量生産するため、断続的な激しい雨に注意が必要です