台風10号 沖縄本島付近を北西へ

台風10号は沖縄本島を通過し、東シナ海を北西に進んでいます。沖縄・奄美地方は夕方にかけて暴風と高波に警戒してください。大東島(北大東村)ではきょう未明に最大瞬間風速31.4m/sを観測しました。

鹿児島県徳之島の天城町では台風を取り巻く活発な雨雲がかかり、きょう昼前に3時間降水量としては観測史上1位となる158.5ミリの雨が降りました。地盤が緩んでいますので土砂災害に警戒してください。
また、西~東日本も台風からの湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定で午後は急な雷雨に注意が必要です。

▼21日(土)午前11時 徳之島に活発な雨雲

レーダー・ナウキャスト(出典 ; 気象庁)

予想される最大風速

予想される波の高さ

▼予想される24時間雨量(〜22日06時)




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ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。