熊本・鹿児島に土砂災害警戒情報

梅雨前線が西日本から東日本付近に停滞し、鹿児島県では局地的に非常に激しい雨が降っています。

地震やこれまでの大雨で地盤が緩んでおり、熊本県の広い範囲と鹿児島県に土砂災害警戒情報が発表されています。土砂災害に厳重に警戒してください。

20160628_土砂災害警戒

[前兆現象を見つけたら要警戒]

・地面にひび割れができる

・地鳴り、山鳴りがする

・急に川の流れが濁り流木が混ざっている

・がけから水が湧き出ている

などなど、普段と様子が異なる場合は避難を!

土砂災害_前兆

前線はあす29日にかけて、対馬海峡付近まで北上し停滞する見込みで、九州地方では断続的に雨が降り、あす昼までに多いところで150ミリ(24時間雨量)の雨が予想されています。

きょう夕方にかけてと、29日昼前から夕方にかけては雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒してください。

(2016/06/28 14:00更新)


miyahara_winter

みやっちです。九州では週末にかけて雨が降り、大雨になるおそれがあります。増水時に水路の様子を確認するのは大変危険です。非常時は情報をよく確認し、行動するようにしてください。

 

ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。