梅雨前線に向かって活発な雨雲が流れ込んだため、九州~東海地方の太平洋側では局地的に非常に激しい雨が降り、広い範囲で大雨となりました。
宮崎県えびの市では24時間雨量が400ミリを超え、熊本県阿蘇市や鹿児島県さつま町、和歌山県龍神村なども300ミリを超えて6月の観測史上最大の雨量を記録しました。
■24時間降水量(19:50現在)
・宮崎 えびの 422.0ミリ
・熊本 湯前横谷 344.5ミリ
・鹿児島 大口 331.5ミリ
・熊本 阿蘇乙姫 318.0ミリ
(6月の1位の値を更新)
・鹿児島 さつま柏原 312.0ミリ
(6月の1位の値を更新)
・和歌山 龍神 300.5ミリ
(6月の1位の値を更新)
前線はあす21日(木)朝にかけて本州の南海上まで南下するため、あすは日本海側から日差しが戻りますが、これまでの大雨で地盤が相当緩んでいますので、土砂災害に警戒を続けてください。九州南部ではあす以降も前線がかかり続ける見込みで、屋久島や種子島はあさって22日(金)夕方にかけて350~450ミリの大雨が予想されています。早めに避難を始めるなど安全確保に努めてください。
九州南部は依然活発な雨雲
(みやっち)