GW最後は夏の陽気 北陸以北は不安定

連休終盤の天気
5日(土)
広く晴れて夏の陽気
北陸・北日本日本海側は不安定
6日(日) 
午後は西日本・北海道で雨雲広がる

日本の上空5500m付近に強い寒気が流れ込んだ影響で、4日(金)は広い範囲で大気の状態が不安定となり、各地で雷雨や雹(ひょう)が観測されました。
大気不安定なエリアは東に移り、北陸地方では5日(土)朝にかけて、北日本の日本海側は5日(土)夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要です。空が急に暗くなる、冷たい風が吹くなど天気急変のサインに気づいたら早めに屋内に移動するようにしてください。

▼上空5500m付近に強い寒気(-24℃以下)

連休最後の土日は夏の陽気
5日(土)は高気圧に覆われて、沖縄と西日本、東日本の太平洋側は晴れて行楽日和。6日(日)も午前中は広い範囲で晴れる見込みですが、九州や中国、北海道では午後から雲が広がり、雨の降りだすところがあるでしょう。

5日(土)は二十四節気の「立夏」、暦の上で夏の始まりを迎えます。ここ数日は過ごしやすい気温でしたが、連休最後の土日は夏の陽気になります。熱中症には十分注意し、楽しい思い出を作ってくださいね。

無理をせず避暑を

(みやっち)

ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。