九州北部 再び激しい雨に警戒

昨日記録的な豪雨に見舞われた九州地方は、きょうも前線に向かって湿った空気が流れ込むため、西の海上から次々と発達した雨雲がかかる見込みです。
熊本県では未明から朝方にかけて、再び激しい雨が降るおそれがあり、地震や昨日の大雨で地盤が相当緩んでいますので、土砂災害には厳重に警戒して下さい。前線はゆっくり北上傾向にあるため、九州北部全域(長崎、福岡、佐賀、大分)でも朝と晩を中心に非常に激しい雨となるでしょう。

土壌中にはたっぷり雨が染み込み、少しの雨でも土砂災害が起こる可能性があります。
早めの避難を心がけたいですが、夜間や降雨中であれば無理して屋外に避難せず、安全な建物の上階かつ斜面から離れた側などに身をうつして安全を確保しましょう。

けさ6時の雨分布予想 九州北部で大雨警戒

けさ6時の雨分布予想 九州北部で大雨警戒

異音がしたら要注意

異音がしたら要注意

(2016年6月22日 00:00更新)


iwamoto_winter

がんちゃんです。

前線が横たわる気圧配置に大きな変化はなく、九州地方を中心に危険な豪雨が断続する状況が続いています。
引き続き土砂災害や河川の氾濫などには厳重に警戒してください。

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“季節を五感で生きる予報士”
カメラで雲や風景などをおさめるのが日課。
春はお花見、夏は登山、秋は紅葉、冬はスノボ三昧!(まれに骨折あり)
研究対象は積乱雲で、気象庁の竜巻突風予測情報検討会の委員を歴任。
どんなに寒くてもコートを着ない薄着志向。