台風7号 九州北部に最接近

台風7号は対馬海峡を北北東へ進んでおり、あす4日未明から朝にかけて中国地方に最も接近する見込みです。
台風周辺の暖かく湿った空気が断続的に流れ込み、九州・四国地方で大雨となっています。災害が起こる前に早めの避難を心がけましょう。

■台風接近で猛烈な風(長崎)

台風の接近に伴い、長崎県内では猛烈な風が吹き、新上五島町(上五島空港)で観測史上1位となる42.2m/sの最大瞬間風速を記録しました。九州北部では今夜遅くにかけて暴風・高波に厳重に警戒してください。

■日最大瞬間風速(長崎県)
・新上五島町 頭ヶ島 42.2m/s
 (観測史上1位の値を更新)
・五島市 上大津 39.1m/s
 (観測史上1位の値を更新)
・新上五島町 有川 38.8m/s
 (7月の1位の値を更新)
・長崎市 野母崎 38.1m/s
・五島市 福江 38.0m/s
・大村市 大村 36.0m/s
 (観測史上1位の値を更新)
・小値賀町 小値賀 32.9m/s
 (7月の1位の値を更新)

■72時間雨量 500ミリ超(九州南部・四国)

また、台風本体の雨雲や台風周辺の暖かく湿った空気が断続的に流れ込んでいる影響で、九州・四国地方を中心に大雨となっており、高知県と徳島県では局地的に1時間に120ミリの猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報を発表。徳島県の那賀町ではこの72時間雨量が500ミリに達しています。土砂災害、河川の増水や氾濫、低地の浸水に厳重に警戒し、自治体が発表する避難情報に留意し、早めに安全なところへ避難してください。

▼3日(火)18
台風本体と台風を取り巻く活発な雨雲

レーダ・ナウキャスト(出典;気象庁)

また、沖縄地方でも雨雲が発達し、沖縄県久米島町では午前10時25分までの1時間に90ミリの猛烈な雨が降り、降り続く大雨で久米島町では50年に1度の記録的な大雨となっています。

■週末にかけて大雨に厳重警戒

今週は台風が通過した後も大雨に警戒が必要です。東北や北海道は5日(木)にかけて停滞する前線や台風7号から変わる温帯低気圧の接近で大雨となる見込みで、5日(木)は風も強まり荒れた天気となるでしょう。
また、本州付近に梅雨前線が停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本を中心に西〜東日本の広い範囲で大雨となり、週末にかけて災害級の大雨となるおそれがあります。





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(みやっち)

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ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。