【2/7 朝イチ!】北日本と北陸・山陰は大雪・高波に要警戒、全国的に厳しい寒さが続く。

日本付近は、冬型の気圧配置が続き、非常に強い寒気が、西日本周りで流れ込んでいます。北日本と北陸・山陰では大雪・高波に警戒が必要です。大雪が続いている日本海側は、風雪・雪崩・着雪・落雷と屋根からの落雪に十分注意してください。四国や東海でも雪が降るでしょう。全国的に厳しい寒さが続きます。東日本から西日本は、道路や水道管の凍結、空気が乾燥している太平洋側は、火の取り扱いに気を付けてください。関東は晴れますが、午後は雲が広がるでしょう。近畿・四国・九州の太平洋側は、高気圧に覆われて次第に晴れ間が広がる見込みです。関東の沿岸海域は、波が高く注意が必要です。沖縄・奄美は、冬型が緩み、雲の間から陽が射すでしょう。

 

予想天気図(2月7日9時)

 

日中の最高気温は、西日本は平年より5度~8度低く、沖縄・奄美は平年より4度ほど低く、全国的に厳しい寒さが続きます。北海道は、-7℃~0℃、東北は1℃~5℃、北陸は0℃~2℃、関東・東海は5℃~8℃、近畿・中国・四国は1℃~6℃、九州は4℃~6℃、沖縄・奄美は12℃~17℃の見込みです。

きょうの全国の天気と気温

 

2月7日12時の波と風の予想

 

各地の天気のポイント

北日本】(北海道・東北)
北日本は強い冬型の気圧配置が続きます。まとまった雪が降り、風が強まる見込みです北海道と東北地方の日本海側では、大雪・高波に警戒が必要です。大雪・風雪・着雪・強風・落雷に、注意してください。交通機関は、吹雪や吹き溜まりなど、交通障害に気を付けてください。 また、低温が続き、太平洋は空気が乾燥しています。道路の凍結や水道管の凍結、火の元・火の取り扱いに、気を付けてください。オホーツク海の沿岸では、流氷の動きにも注意してください。

きょうの北海道の天気と気温

 

きょうの東北地方の天気と気温

 

北日本の雪雲の予想(2月7日12時)

 

日中の最高気温は、北海道では道北や道東で厳しい寒さとなり、-7℃~0℃(札幌-2℃、稚内-3℃、旭川-7℃、網走-8℃、釧路-4℃、帯広-3℃、函館0℃)の見込みです。東北は、1℃~5℃(仙台5℃、青森1℃、盛岡1℃、秋田1℃、山形1℃、福島5℃)で、平年並みから2℃ほど低いでしょう。ダウン、帽子、手袋、マフラーなどの防寒対策をしっかりして、お出かけください。

 

東日本】(北陸・東海・関東・島しょ部)
北陸は、活発な雪雲に覆われ、まとまった雪が降り、雷を伴う見込みです。大雪と高波に警戒してください。関東北部・飛騨・岐阜・名古屋は、雪が降る見込みです。関東は晴れますが、午後から雲が広がるでしょう。寒気の影響で、伊豆諸島北部は、にわか雨が降り、伊豆諸島南部と小笠原諸島は、雲が多いでしょう。北陸は風雪・雪崩・落雷・突風、屋根からの落雪、関東北部の山沿いと飛騨は、雪崩に注意が必要です。北陸・関東・東海は低温が続きます。道路や水道管の凍結に気を付けてください。関東の近海は、高波に注意してください。

きょうの北陸地方の天気と気温

 

きょうの東海地方の天気と気温

 

東日本の雪雲の予想(2月7日12時)

 

日中の最高気温は、北陸では0℃~2℃(新潟2℃、長野1℃、金沢2℃、福井2℃)で、平年より3℃~5℃低く、厳しい寒さが続くでしょう。関東は、6℃~8℃(東京8℃、千葉8℃、横浜8℃、前橋6℃)で、平年より2℃前後低い見込みです。東海は5℃~8℃(名古屋6℃、静岡8℃、岐阜5℃)で、平年より3℃~4℃低いでしょう。ダウン、帽子、手袋、マフラーなどの防寒対策をしてください。

 

西日本(近畿・中国・四国・九州)
山陰・近畿北部は、活発な雪雲に覆われ、まとまった雪が降り、雷を伴う見込みです。大雪に警戒してください。風雪・落雷・突風・雪崩・落雷・突風・高波と屋根からの落雪、積雪に伴う農業施設の管理に注意してください。九州北部や東シナ海側と四国東部は、雲が多く、雪が降るでしょう。近畿・四国・九州の太平洋側は、高気圧に覆われて、次第に晴れ間が広がる見込みです。中国・四国・九州では、低温が続き、空気が乾燥しているところがあります。火の元・火の取り扱い、山地では水道管や道路の凍結に気を付けてください。

 

きょうの中国地方の天気と気温

 

きょうの九州地方の天気と気温

 

西日本の雪雲や雨雲の予想(2月7日12時)

 

日中の最高気温は、近畿・中国・四国は、1℃~6℃(大阪4℃、京都4℃、神戸3℃、松江1℃、広島4℃、高松4℃、高知6℃)で、平年より5℃~8℃低く、九州は、4℃~7℃(福岡4℃・長崎4℃、熊本5℃・大分4℃・鹿児島7℃)で、平年より6℃から7℃ほど低く、厳しい寒さが続きます。ダウン、帽子、手袋、マフラーなどの防寒対策をしっかりして、お出かけください。

 

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
沖縄・奄美は、冬型が次第に緩み、雲の間から陽が射すでしょう。沖縄の沿岸や海上では波が高く、海のレジャーなどは、注意してください。空気が乾燥している沖縄本島や奄美では、火の取り扱いに気を付けてください。日中の最高気温は、平年より3℃~5℃低く、12℃~17℃(奄美12℃、那覇15℃、石垣島17℃、南大東島17℃)で、寒いでしょう。

 

きょうの沖縄・奄美の天気と気温

 

今日のヒトコト: 厳しい寒さが続き、日本海側で大雪、四国や東海でも雪
きょうも、日本付近は冬型の気圧配置です。日本海には、西日本周りで、非常に強い寒気が流れ込んでいます。日本海側では、北陸を中心に大雪・高波の恐れがあります。福井では、昭和56年豪雪から37年ぶりの大雪となっています。屋根からの落雪に、十分、気を付けてください。全国的な厳しい寒さに加え、インフルエンザが大流行。帰宅の際は、手洗い・うがいを忘れずに。けさの雲画像では、日本海中部には、低気圧に伴う東西走行の活発な雪雲の列、山陰沖には別の雪雲の列が発生しています。雪雲は、太平洋側の四国沖や東海沖に流れ出しています。関東と九州の太平洋側は、晴れています。これら雲域と晴天域が、きょうの天気の主役です。

気象衛星の雲画像(2月7日3時)

 


ビエントです。東京も、厳しい寒さが続いています。冬晴れの都内の公園で、背の高い木、メタセコイアを見上げました。

東京都(2月6日)

 

(2018/2/7 04:30更新)