【12/4 朝イチ!】北日本から西日本にかけて天気は下り坂

きょうは日本海で発生する低気圧の影響で、北日本から北陸の日本海側では雨が降り雷を伴うところがあるでしょう。湿った空気の影響で、九州南部で降っている雨は東海にかけて移動するでしょう。関東ははじめ晴れますが、昼頃から雲が広がり雨が降るでしょう。沖縄・奄美は高気圧から回り込む寒気の影響で雨が降るでしょう。

予想天気図(12月4日9時)

日中の最高気温は、北日本ではきのうより2度ほど低く、11月下旬から12月下旬の頃の気温となるでしょう。関東から西日本は、広い範囲で11月下旬から今頃の気温となるでしょう。北海道は-3℃~4℃、東北は6℃~13℃、北陸は13℃~15℃、関東から九州は13℃~18℃で、沖縄・奄美は21℃~25℃でしょう。

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
日本海で発生する低気圧の接近により、北海道は、日中は晴れるところもありますが、夜には雪や雨が道内に広がるでしょう。東北地方は日本海側や北部を中心に雨や雷雨となるでしょう。落雷・突風・急な雨に注意が必要です。東北南部の太平洋側は雲が多いでしょう。

 

天気分布予想(12月4日9時~12時、出展:気象庁ホームページ)

 

日中の最高気温は、北海道では、きのうより2度ほど低く-3℃~4℃(札幌0℃、稚内-3℃、旭川-2℃、釧路3℃、函館3℃)で、12月下旬から1月中旬の頃の気温で、道北や内陸部では真冬日のところが多くなります。ダウン・帽子・手袋・マフラーなどの真冬の寒さ対策が必要でしょう。東北地方の最高気温は、11月下旬から12月中旬の頃となり、仙台・福島は(11℃~13℃)、秋田・山形(6℃~11℃)、青森・盛岡(5℃~6℃)です。真冬並みの寒さ対策が必要でしょう。

気温分布予想(12月4日12時、出展:気象庁ホームページ)

 

東日本・西日本(関東・北陸・山陰~九州)
北陸・山陰では、日本海に発生する低気圧の影響で、次第に雨が降り雷を伴う所があるでしょう。落雷や突風への注意が必要です。湿った空気の影響で、九州南部・四国は朝から昼頃、近畿は昼過ぎを中心に雨が降るでしょう。東海は昼過ぎから雨が降るでしょう。関東は、午前は晴れますが、昼頃から雲が広がり雨が降るでしょう。九州北部は気圧の谷や寒気の影響で、昼頃から雨や雷雨となるでしょう

日中の最高気温は、北陸では11月中旬から11月下旬の頃の気温(新潟13℃、金沢13℃)、関東は11月下旬の頃の気温(東京は15℃、前橋14℃)、東海から西日本は今頃から11月下旬の頃から今頃のところが多く(名古屋15℃、大阪13℃、京都14℃、松江14℃、広島14℃、高松13℃、高知15℃)、九州は11月下旬から今頃の気温(福岡15℃、長崎15℃、鹿児島17℃)でしょう。

天気分布予想(12月3日15時~18時、出展:気象庁ホームページ)

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
沖縄・奄美は高気圧から回り込む寒気の影響で雨が降るでしょう。海上や海岸は、引き続き高波にご注意ください。日中の最高気温は、今頃の気温となり(名瀬19℃、那覇21℃、石垣島23℃)、南大東島は24℃で11月下旬の頃となるでしょう。

雨域予想(12月4日9時)

 

 

波浪予想(12月4日12時)

 

今日のヒトコト:

12月に入り、師走の寒さが続きます。通勤や通学、行事などで帰りが遅くなるときは、暖かい服装でお出かけください。帰宅したときには、風邪対策の手洗い・うがいも忘れないでください。けさの雲画像では西高東低の気圧配置に伴う雲域があります。日本海には発生が予想される低気圧に伴う雲域があります。九州南部と沖縄・奄美には湿った気流に伴う雲域があります。これら雲域がきょうの天気の主役です。

気象衛星の雲画像(12月4日3時)

 


初めまして。ビエントです。本日から“朝イチ”トピックをときどき担当させていただきます。今後とも、宜しくお願いいたします。きのうは宮崎からイチョウの落葉、金沢からイロハカエデの落葉の便りが届きました。東京は晩秋から初冬の風情です。木漏れ日の枯葉の中に冬籠りの蕾を見つけました。春にはコブシの白い花が咲きます。

東京都(12月3日)

 

(2017/12/4 04:30更新)