【10/20 朝イチ!】 四国から東北は雨が降り易いが、少し寒さの和らぐ所が多い

今日は、奄美と北海道で晴れ間が出る他は、秋雨前線や湿った空気の影響で、曇りや雨の所が多いですが、強く降る所はないでしょう。ただ、南大東島では夕方頃から台風21号の外側の雨雲がかかり始めるため、強い雨に注意して下さい。

予想天気図

日中の最高気温は、沖縄・奄美は今日も30℃前後の蒸し暑さが続くでしょう。その他の地方は昨日よりも5度前後高くなる所が多く、寒さの少し和らぐ所が多くなりますが、まだ11月頃の晩秋の寒さの所が多いので、今日も暖かくしてお出かけ下さい。

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
今日は、北海道北部や東部では秋晴れや晴れ間の出る所が多いでしょう。一方、東北から北海道南部では曇りや雨の降るぐずついた天気が続きますが、雨の降り方は弱い見込みです。

12時の予想天気分布

12時の降水予測

日中の最高気温は、北海道で今頃(平年)の陽気に戻り、(函館16℃、北見15℃、稚内・室蘭14℃)日差しの出る北海道北部や東部では日差しの温もりを感じられるでしょう。北海道南部では日差しはないので、昨日ほどではありませんが、肌寒さは続きそうです。東北では昨日と同じか、昨日より3℃~5℃も高く、(秋田・青森16℃、福島14℃、仙台・盛岡13℃)昨日のような寒さは少し和らぎますが、まだ11月頃の晩秋の寒さの所が多いので、今日も暖かくしてお出かけ下さい。

西日本・東日本(九州~関東・北陸)
今日も雲が多く、東海では午前中を中心に、関東・甲信では1日を通して雨が降り易いですが、降り方は弱まり、関東でも午後は雨の止み間が多くなるでしょう。九州南部・四国・中国・近畿、北陸では明け方まで雨の降る所が多いですが、日中は雨の降る所はなさそうです。また、九州北部ではゆっくり回復に向かい、午後には秋晴れや晴れ間の出る所が多くなる見込みです。

09時の降水予測

15時の降水予測

日中の最高気温は、昨日より5℃前後も高くなり、九州と中国では今頃(平年)の陽気に戻り、(熊本26℃、佐賀25℃、山口24℃、広島22℃)寒さの和らぐ所が多く、九州北部では蒸し暑く感じる所も出てくるでしょう。一方、四国と近畿・東海・関東・甲信・北陸でも昨日のような寒さは和らぎますが、(高松・名古屋20℃、大阪・金沢19℃、甲府・前橋・新潟17℃、東京・松本16℃)まだ11月頃の晩秋の寒さの所が多いので、今日も暖かくしてお出かけ下さい。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
沖縄本島や宮古島では概ね晴れ間が広がり、奄美でも雲は多めですが、晴れ間は見られるでしょう。一方、南大東島では台風本体の外側の強い雨雲がかかるので、夕方以降は雨の降り方に注意して下さい。

15時の降水予測

日中の最高気温は、与那国島で28℃まで上がりますが、30℃に届かず今頃の気温に戻るでしょう。一方、その他の地方は30度を少し超える蒸し暑さが続く見込みです。(那覇・南大東島31℃、石垣島・名瀬30℃)

今日のヒトコト
昨日は九州から北海道の広い範囲で気温が上がらず、日中も11月頃の晩秋~12月の初冬の頃の寒さになった所が多く、特に日中気温が上がらなかったのは関東地方で、東京では最高気温が12.3℃で、平年より9℃も低く、12月中旬頃の寒い1日になりました。今日は昨日ほどではありませんが、関東~東北を中心に11月の晩秋の頃の寒さなので、体調を崩さないように注意して下さい。



ケイです。16日午前3時にフィリピンの東海上で発生した台風21号(ラン)は、まだフィリピンの東海上を北よりに進んでいます。この台風は今後も更に発達を続け、22日日曜日の午前中に沖縄の東海上を通り、23日明け方から朝にかけて東海地方にかなり接近し、上陸する可能性があります。台風は本州に近づくにつれて、次第に速度を上げるため、週明けは急に雨・風が強まる恐れがあるので、最新の台風情報を確認するようにして下さい。また、台風の北上に伴い秋雨前線の活動も活発になるため、日曜日は西日本から東日本で大雨の降る可能性があり、特に西日本の南東斜面では激しい雨の降る恐れがあるので注意して下さい。ちなみに台風21号が本州に上陸すると、過去3番目に遅い記録になります。

午前3時台風21号進路予想図

昨日は、稚内で平年より3日早く初雪を観測しました。また、札幌では平年より6日~8日早く、初霜と初氷を観測しました。