【10/13 朝イチ!】 広い範囲で冷たい雨が降り、晩秋の寒さの所も!

今日は、九州南部と北海道南部で秋晴れの他は、太平洋沿岸に停滞する秋雨前線や湿った空気の影響で、雨の降る所が多いでしょう。今日は強く降る所はありませんが、気温は上がらないので、冷たい雨の降る所が多い見込みです。

予想天気図

日中の最高気温は、沖縄・奄美は今日も30℃を超える暑さが続き、九州南部でも30℃近い暑さが続くでしょう。一方、その他の地方は一転して今頃(平年並)より低い所が多く、特に関東・甲信では昨日より10℃以上も下がり、11月頃の晩秋の寒さになる所が多くなるので、今日はコートやジャケットを着てお出かけ下さい。

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
北海道南部では天気は回復して秋晴れの所が多いでしょう。一方、北海道北部は寒気の影響で、冷たい雨が降り易い見込みです。東北地方では北部は天気は回復に向かい、午後は次第に晴れてくるでしょう。南部ではお昼前後まで雨が降り易いですが、その後は天気はゆっくり回復に向かう見込みです。

12時の予想天気分布

09時の降水予測

日中の最高気温は、北海道北部から中部で昨日より2℃~5℃上がりますが、東北から北海道南部は昨日より5℃前後も下がり、特に福島県では10℃以上も下がる所があり、広い範囲で10月下旬~11月上旬頃の寒さの所が多いでしょう。(福島18℃、山形17℃、盛岡・秋田16℃、函館15℃、札幌・釧路14℃、旭川・稚内11℃)北海道ではコートが欲しい寒さの所が多く、東北でもジャケットや薄手のコートが欲しい寒さになるので注意して下さい。

東日本・西日本(九州~関東・北陸)
九州南部では秋晴れの所が多いでしょう。一方、その他の地方は太平洋沿岸に停滞する秋雨前線の影響で、広い範囲で冷たい雨が降るでしょう。ただ、前線から少し離れている九州から近畿の日本海側と北陸ではお昼前後まで雨ですが、その後は雨は止み、曇り空に変わる見込みです。

12時の予想天気分布

12時の降水予測

日中の最高気温は、九州南部(鹿児島県)では28℃まで上がり、9月下旬頃の蒸し暑さが続くでしょう。一方、西日本では昨日より5℃前後、(19℃~23℃)東日本では10℃前後も下がる所が多く、(18℃~24℃)中でも関東では15℃近く下がる所があり、(14℃~20℃)一転して11月頃の晩秋の寒さになる見込みなので、薄手のコートやジャケットを着てお出かけ下さい。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美では日中は曇り空ですが、朝晩を中心に雨が降り易いでしょう。沖縄では昨夜21時にフィリピンの東海上で発生した台風20号から湿った空気が流れ込むため、雨か雷雨が降り易く、先島諸島では夜は雷を伴った激しい雨の降る所があるので注意して下さい。ただ、この台風は今後南シナ海方面に進むため、先島諸島や沖縄本島に直接接近することはない見込みです。

18時の降水予測

日中の最高気温は、今日も30℃超える「真夏日」(那覇・南大東島31℃、石垣島・名瀬30℃)が続くので、「暑さ対策」をして下さい。

今日のヒトコト
今日は、広い範囲で冷たい雨が降り、気温も一転して10月下旬~11月頃の晩秋の肌寒さや寒さになる所が多くなり、この肌寒さや寒さは来週18日頃まで続く見込みなので、体調を崩さないように注意して下さい。



ケイです。昨夜フィリピンの東海上で台風20号(カーヌン)が発生しました。この台風は今後南シナ海を西よりに進むため、南西諸島に接近することはない見込みです。1つ前の台風19号は9月11日にフィリピンの東海上で発生したので、約1ヶ月間台風が発生していなかったことになります。ただ、10月の平均の発生数は3~4個ですので、今後もまだ発生する可能性はありますが、本州に接近するような台風はもうなさそうです。

午前3時の台風20号進路予想図

昨日は佐賀と神戸から平年より8日前後遅くモズの初鳴の便りが届いています。