【8/15 朝イチ!】 沖縄・奄美を除いて曇りや雨で、九州・中国は激しい雨に警戒!

今日15日は「終戦記念日」です。沖縄は引き続き夏空が広がり、東北北部の日本海側と北海道西部で晴れ間が出る他は、曇りや雨か雷雨で、特に九州・中国では朝まで激しい雨の降る所があるので、雨の降り方に警戒して下さい。気温は沖縄・奄美で厳しい残暑が続き、九州と四国で、今頃の残暑がぶり返しますが、その他の地方は9月並の初秋らしい陽気の所が多くなるでしょう。

予想天気図

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
東北北部の日本海側と北海道西部で晴れ間が出る他は、曇りがちで、東北南部で雨が降り易く、その他の地方も小雨の降る時があるので、お出かけの際には折り畳みの傘があると安心です。

15時の降水予測

日中の最高気温は、日本海側の一部でほぼ今頃(平年並)の気温で(留萌25℃、札幌26℃、秋田30℃、酒田27℃)蒸し暑いですが、その他の地域は今日も9月並の初秋の頃の陽気でしのぎ易く、(釧路20℃、盛岡・福島26℃、仙台24℃)特に北海道東部では20℃に届かず、肌寒い地域もあるので、お出かけの際には服装に注意して下さい。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
今日も広い範囲で、曇りや雨の降るぐずついた天気が続きますが、関東・甲信・北陸・東海(静岡県と岐阜県)では雨の止み間は多く、強く降ることはないでしょう。ただ、愛知県と三重県では雨か雷雨が降り午後は激しく降る所も出て来るので注意して下さい。午前4時現在、神奈川県湘南に大雨警報が発表されていますが、明け方頃には解除され、雨の降り方は弱まる見込みです。

15時の降水予測

日中の最高気温は、昨日と同じく、9月並の初秋の頃の陽気(甲府31℃、金沢30度、名古屋・新潟29℃、東京・前橋27℃)と今日も厳しい暑さになる所はありませんが、湿度は高く、蒸し暑いので、お出かけの際には「暑さ対策」をして下さい。

西日本】(九州・中国・四国・近畿)
今日は西日本に停滞する秋雨前線の影響で、広い範囲で大気の状態が不安定になり、雨か雷雨が降り易く、特に前線に近い九州と中国は朝まで、四国の一部(高知県)でも夕方頃まで激しい雨の降る所があるので警戒して下さい。なお、午前2時30分までの1時間に熊本県八代市で時間雨量で110mmの猛烈な雨を観測しました。午前4時現在、福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・山口県・島根県に大雨警報が発表されています。

09時の降水予測

15時の降水予測

日中の最高気温は、九州と四国で、今頃(平年並)の残暑(福岡33℃、鹿児島・大分・高知・高松32℃)の所が多く、湿度もかなり高いので、「熱中症」に十分注意して下さい。一方、中国・近畿は9月上旬頃の初秋の頃の陽気で、(広島・大阪30℃、鳥取29℃、彦根28℃)厳しい暑さは収まりますが、こちらも湿度は高く、蒸し暑いので、「暑さ対策」をして下さい。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
引き続き、夏空が広がりますが、大東島地方ではやや不安定で、夕立の降る時があるので、突然の雨に注意して下さい。

12時の紫外線予測

日中の最高気温は、昨日と変わらず33℃から34℃まで上がり、厳しい残暑が続く見込みです。「暑さと紫外線対策」をしっかりしてお出かけ下さい。

今日のヒトコト
昨日、全国で最も気温が上がった地点は、久米島空港で34.7℃まで上がり、厳しい残暑になりました。ただ、7月7日から続いていた35℃以上の猛暑日の地点は、昨日は全国で1ヶ所もありませんでした。今週いっぱいは猛暑になる所はほとんどありませんが、厳しい残暑は続き、昨日気象庁から8月20日前後からの1週間、沖縄と西日本・東海で厳しい残暑になる可能性が高いという情報が発表されました。西日本を中心に厳しい残暑は続く見込みなので、今後も熱中症には十分注意して下さい。



ケイです。東京では8月に入って、夏らしくない天気が続き、毎日のように雨が降り、昨日で14日連続で雨を観測しました。これは1977年以来40年ぶりのことになります。東京では20日頃まで雨の予報が出ていて、更に記録を伸ばしそうです。ちなみに、東京で、連続して雨を観測した最も長い期間は、1995年(平成7年)6月13日~7月9日までの27日間となっています。

昨日は秋田から、サルスベリの開花の便りが届いています。