【6/27 朝イチ!】 九州から関東は梅雨空で、九州南部は大雨に警戒!

今日も沖縄は安定した夏空が広がり、北陸と東北から北海道も晴れ間の出る所が多いでしょう。一方、九州から 関東は曇りや雨の梅雨空が続き、九州南部と熊本県では夕方から、伊豆諸島南部では昼前まで、雷を伴った激しい雨の降る所があるので注意して下さい。日中の最高気温は北海道で肌寒さの解消する所が多く、九州南部は5月並の過ごし易い陽気ですが、その他の地方は今頃(平年並)の陽気で、蒸し暑く感じそうです。

9時の予想天気図

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
北海道北部と東部・東北南部で晴れ間の出る所もありますが、全体的に雲の多い天気が続くでしょう。一方、東北北部では梅雨の中休みで、すっきり晴れる所が多い見込みです。

日中の最高気温は、広い範囲で昨日より上がる所が多く、北海道は肌寒さが解消し、(札幌20℃、旭川21℃、釧路16℃)過ごし易い陽気に戻る所が多いでしょう。東北地方は岩手県・山形県で今頃~7月並の暑さ(盛岡27℃、山形28℃)になるので、「暑さと紫外線対策」をしてお出かけ下さい。この他の東北地方は今頃か6月前半頃の陽気(青森・仙台23℃、秋田25℃、福島26℃)で、しのぎ易い陽気になる見込みです。

12時紫外線予測

【東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
梅雨前線に近い伊豆諸島は南部を中心に今日も雨か雷雨で、昼前までは雷を伴った激しい雨の降る恐れがあるので注意が必要です。東海地方はゆっくり下り坂で、夜は雨が降り易くなるので、お帰りの遅い方は、折り畳みの傘をお持ち下さい。その他の地方は雲の多い梅雨空で、一部で小雨の降る所もありますが、日差しの出る所もあり、天気の崩れはほとんどないでしょう。

15時の降水予測

日中の最高気温は、北陸(新潟県と富山県)で5月後半~6月前半頃(新潟・富山24℃)で、しのぎ易い陽気でしょう。その他の地方は今頃~7月前半の暑さ(東京26℃、名古屋28℃、甲府30℃)の所が多く、湿度も高いので、蒸し暑さが続きそうです。「暑さ対策」をしてお出かけ下さい。

西日本】(九州・中国・四国・近畿)
梅雨前線の影響で、九州南部と四国南部は1日を通して雨が降り、その他の地方は下り坂に向かい、九州北部は昼前後から、中国と近畿は夜には雨が降り出すので、今日は折り畳みの傘を持ってお出かけ下さい。また、夕方以降は梅雨前線の活動が活発になるため、九州南部と熊本県では雷を伴った激しい雨の降る恐れがあるので、雨の降り方に警戒し、少しの雨でも災害の起こる恐れがあるので、今後の雨の降り方に十分に警戒して下さい。

15時の降水予測

日中の最高気温は昨日と同じく、25℃~28℃の所が多く、今頃か少し低い気温ですが、湿度は高いので、蒸し暑く感じる所が多いでしょう。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
沖縄は今日も夏空で、奄美地方も晴れ間が出ますが、梅雨前線に近い奄美北部の十島村では、雨が降り易く、朝まで激しく降る恐れがあるので警戒して下さい。なお、奄美地方では今日も、大島から南では晴れますが、北部の十島村で雨の降り易い状態が続いているため「梅雨明け」(平年は29日頃)は厳しいでしょう。梅雨明けは28日以降になりそうです。

12時の紫外線予測

日中の最高気温は、今頃の気温(石垣島・那覇・名瀬32℃)と真夏日の暑さが続くでしょう。紫外線のランクも最も強いので「紫外線対策」をしっかりしてお出かけ下さい。

今日のヒトコト
今日は梅雨前線の活動が活発になるため、九州南部(鹿児島県・宮崎県)と熊本県・奄美地方十島村・伊豆諸島南部の八丈島で激しい雨の降る恐れがあります。特に鹿児島市では6月1日からの降水量が440.5mmに達し、6月の平年の降水量は452.3mmなので、昨日までにすでにほぼ平年の量の雨が降ったことになります。鹿児島の雨は木曜日頃まで続き、更に雨量が増える恐れがありますが、30日からは梅雨明けのような気圧配置になり、晴れる日が続く見込みです。



ケイです。昨日は気象庁から九州北部~北海道の広い範囲に「異常天候早期警戒情報」が発表されました。

対象期間:7月1日~10日

気象庁提供

この情報は毎週月曜日と木曜日に情報発表日の5日後~14日後までを対象に、7日間平均気温が「かなり高い」か「かなり低い」確率が30%以上の時に発表されます。それによりますと、7月1日~の1週間は夏の太平洋高気圧の勢力が強まるため、この時期としては厳しい暑さになる可能性が30%以上と高い見込みです。今週は汗をかく機会を増やすなど、暑さに慣れ、急激な気温の上昇による熱中症にならないように十分注意して下さい。また、梅雨の期間中ですが、雨量は少ない見込みなので、農作物の管理にも十分注意して下さい。