【6/21 朝イチ!】 四国から関東の太平洋沿岸で激しい雨の恐れ

今日は、沖縄県先島諸島と北海道北部で晴れ間が出る他は、広い範囲で雨か雷雨が降り、四国から関東の太平洋沿岸では激しく降る所もあるので警戒して下さい。気温は東北から北海道で7月並の暑さになる所がありますが、その他の地方は今頃(平年並)か5月並の陽気に戻る所が多く、関東は4月後半の肌寒さに戻る所もあるので、服装に注意してお出かけ下さい。

9時の予想天気図

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
北海道北部は晴れ間が広がりますが、東北から北海道南部は下り坂に向かい、東北はお昼前後から、青森県と北海道南部も夜には雨が降り出し、東北地方もようやく「梅雨入り」(南部の平年12日頃、北部は14日頃)の発表があるかも知れません。傘を持ってお出かけ下さい。

18時の降水予測

日中の最高気温は、福島県で今頃(福島24℃)としのぎ易くなりますが、その他の地方は7月前半から真夏の頃(旭川30℃、札幌28℃、秋田27℃)の厳しい暑さが予想されるので、「暑さ対策」と、「熱中症」に注意してお出かけ下さい。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
梅雨前線の活動が活発になるため、広い範囲に雨雲がかかり、中でも東海から関東の太平洋沿岸・伊豆諸島では雷を伴った激しい雨の降る所があり、東海は夕方まで、関東も昼前からは激しい雨に警戒し、東海(愛知・静岡県)は朝の通勤時間帯に激しく降る恐れがあるので、時間に余裕を持ってお出かけ下さい。また、北陸でも雨が降り、こちらも大幅に遅れていた「梅雨入り」(平年12日頃)の発表があるかも知れません。

15時降水予測

日中の最高気温は、昨日より大幅に下がり、一転して今頃(平年)か今頃よりも低い所(名古屋24℃、東京23℃、甲府22℃)が多く、関東は4月後半頃の肌寒い位の陽気になるので、服装に注意してお出かけ下さい。北陸は今頃(新潟26℃、金沢24℃)で、しのぎ易い陽気になるでしょう。

西日本】(九州・中国・四国・近畿)
昨日に引き続き、梅雨前線の影響で、雨か雷雨が降り、特に四国は明け方頃まで、近畿南部では昼前まで雷を伴った激しい雨の降る恐れがあるでしょう。通勤時間帯に激しい雨が降る見込なので、今日は時間に余裕を持ってお出かけ下さい。

09時の降水予測

日中の最高気温は、九州北部から山陰は5月~今頃の陽気(鹿児島26℃、福岡24℃、松江25℃)と、しのぎ易い陽気に戻るでしょう。ただ、四国から近畿は今頃から7月上旬頃(高松29℃、大阪28℃)の蒸し暑さが続くので、「暑さ対策」をしてお出かけ下さい。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
宮古島や八重山では、「梅雨の中休み」で晴れるでしょう。沖縄本島は雲の多い梅雨空ですが、日中に雨の降る可能性は低い見込です。ただ、奄美は梅雨前線の影響で、雨か雷雨で、明け方頃まで強く降る時もあるので注意して下さい。

日中の最高気温は、今頃の蒸し暑さ(石垣島31℃、沖縄本島29℃、奄美28℃)が続くでしょう。

今日のヒトコト
昨日は四国から北海道南部にかけて気温が上がり、真夏のような厳しい暑さになった所が多く、長野県長野では34.5℃と猛暑日一歩手前の猛烈な暑さになり、6月としては過去7位タイの記録でした。一方、沖縄~九州では昨日も記録的な大雨が降り、宮崎県串間で、日降水量が207mm、沖縄県宮城島で、193.5mm、糸数では247.0mmの大雨を観測し、6月としては観測史上1位を記録しました。



ケイです。今日は二十四節気の一つ「夏至」です。太陽の黄経(こうけい)が90度で、地球から見る太陽は北半球の空の最も高い所を通ります。日の出も東京では午前4時26分、日の入りは午後7時1分で、昼間の時間は14時間35分と1年で最も長くなります。1年の折り返しで、12月22日の「冬至」に向かい昼間の時間が短くなります。ちなみに、冬至の日の昼間の時間は9時間45分しかなく、その差は4時間50分もあります。
昨日は、松江でアジサイが、岐阜ではヤマハギが開花し、仙台ではホタルの初見が観測されました。